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終わる悲しみより始まる楽しみを見つけたい

こんばんは。

いよいよ今週末に引っ越しを控え、荷造りで忙しくなってきた。荷物を片付けていると、大学1年生のときの何もかも初めてでキラキラした感じとか、部活で死ぬほど汗をかいて練習したこととか、就活で毎日悩んで憂鬱になったこととか、ほんとにいろいろ思い出す。この感情って、すごくモヤモヤしたもので、うれしくもあり悲しくもあり、言葉では表現できないもどかしさがある。

おとといの投稿にも少し書いたが、この前大学の先輩と久しぶりに会って話をした。その時に話したことで、もう一つわたしの心が動いた言葉があったので、ここに書いておきたい。

わたしは、大学を卒業することがすごくすごくかなしくて、そのことを先輩にも聞いてもらっていた。その気持ちは先輩もよくわかってくれたが、それと同時にこんなことを言っていた。

「大学生活はもちろんすごく楽しいし、特別な時間だけど、死ぬときに、大学生の時が一番楽しかったって思いたくないでしょ?だから僕は、これから大学生活よりもっともっと楽しい人生を作りたいって思ってる。」

大学卒業に対して、異常に悲しくなっていた私にとっては、救われるような言葉だった。自分は、頭の中で悲しいことだけをピックアップしすぎていただけなのかな、と思ったし、将来に対して勇気がわいた。

確かに、大学卒業とともに”終わること”もたくさんあるが、それだけでなく、”始まること”もたくさんあることを考えていなかった気がする。大学での部活動や、授業や、普段の何気ない大学生活は終わってしまうけれど、新しい土地での生活や、新しい人との出会いや、新しく覚える仕事など、自分の中に増えていくものはたくさんあるのだ。

そして、大学で出会った人たちや、学んだことは決してなくなるものではないし、選んできた選択もすべて間違ってはいないのだろう。そう思いたいし、そう思えるように行動していきたい。

まだまだ、不安が尽きないし、毎日ポジティブにはなれないけれど、人生が終わる時に、良い人生だったと思えるように、精一杯生きていきたい。

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