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法政大学の箱根駅伝総括

母校なのでやはり法政大学の結果が気になります。
去年の結果が総合6位。今年はエースの佐藤選手不在&主将の坪井選手が故障明けという中で結果はこのような感じです。

最終的にかなり厳しい順位となりました。ちなみに前回の結果はこちらより

実はタイム的には大きく変わっていないんです。
19年が
往路5時間31分36秒
復路が5時間32分21秒
総合が11時間3分57秒

20年が
往路5時間33分00秒
復路が5時間34分23秒
総合が11時間7分23秒

総合で約4分が19年と20年のタイム差。
ちなみに19年のタイムを20年に出せたとしても、獲得できた順位は12位中央(11時間03分39秒)と13位拓殖(11時間04分28秒)の間でした。

つまりエースの佐藤選手が仮に出場出来ていたとしてもシード権獲得はかなり厳しい状態だったといえます。また主将の坪井選手の怪我が無かったとして10位東洋に追いつくのは難しかったと思います。さらに、シード権確保が総合タイム11時間切りということから、空前のハイペースだったことがわかります。

今まで法政が箱根駅伝で好成績を残せていたのは坪田監督の指導が大きかったのは間違いないです。

ただし、NIKEのVFの影響で20キロ超のロードでもキロ3分超のスピードで押せるようになった今のトレンドでは、ベースのスピードが他校に比べて足りなかった感じは否めません。確かに法政のVF着用率は6/10とあまり高くはないですが、シューズの慣れよりもベースのスピードで負けていたという印象です。

いずれにせよここまで大きな変化が起きるとなると、今後の選手育成方法も変わってくると思います。来季は全日本、箱根ともに予選会からの出場ということになりますが、新たなアプローチからの新戦力台頭に期待したいです。

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