マームガーデンリゾート葉山の防災対策【実施報告】2024年度防災訓練プログラム | 日本一安全なホテルを目指して
「安心して過ごせる場所、それが私たちの使命です」
マームガーデンリゾート葉山では、2024年度に2,000組を超えるお客様をお迎えしました。多くのご家族にとって産後の大切な時間を共に過ごす場所として選ばれていることを、心から感謝しています。
私たちが目指すのは、ただ宿泊施設としてのサービスを提供するだけではありません。お客様一人ひとりが安心して滞在できる、「日本一安全なホテル」としての役割を果たすことです。そのため、設備のアップデート、スタッフの研修強化、そして防災訓練の徹底など、安全対策の見直しを行ってきております。
この記事では、私たちがどのようにして「日本一安全なホテル」を目指しているのか、その取り組みの詳細をお伝えいたします。ぜひ最後までご覧いただき、安心・安全への私たちの情熱を感じていただければ幸いです。
■毎月1回 防災訓練の実施の徹底
・[防災訓練]専門家監修による定期的な防災訓練の実施
マームガーデンでは、法定基準に基づき、半年に1回以上の防災訓練を実施していますが、私たちはこれをさらに強化し、毎月1回の防災訓練を実施しています。(訓練は朝・日中・深夜の時間帯など各勤番でも実施)
毎月行う防災訓練は、災害対策の専門家の監修を受け、マニュアルの強化や実践的な訓練内容を取り入れています。プロの知見を活用した、マームガーデン専用の防災プログラムを作成。そして、店舗内での『防災チーム』により常に最新版にアップデートをしています。
・2024年の防災訓練プログラム内容
マームガーデンでは多数のセクション・メンバーがいるからこそ、どのメンバーも徹底した対応が出来るよう、「誰もが」「どの状況でも」「瞬時」に動けるマニュアルを作成し、月に1回の実践を行い、頭と体に動きを沁みつけています。
毎月行っていても、‘もっとこうしたら良いのでは’と振り返りが出てきます。現状に満足せず、出来るだけ多くの想定を膨らませると同時に、想定外の状況も含め、多様な状況に対応できるホテルを目指してまいります。
訓練の際にはご滞在中のお客様には、ご協力をいただく場合もございますが、皆様の安全なステイを確保するためにも、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
・[地震対策]地震時におけるシミュレーション
マームガーデンは、新耐震基準の建物となっております。また、ベビールーム内の地震対策としては、倒れる可能性のある棚・物品を耐震補強の上で、設置しております。地域の停電時には、館内の照明は非常電源に切り替わります。食料の備蓄に関しては、7日分の非常食を保管しております。
■マームガーデンの安全・安心な設備内容
・[防火対策]法定基準を超える消火設備
マームガーデンでは、「ベビールーム」「客室」「共有部分」等に、法定基準を超える消火設備を設置しております。ベビールームには、自動散水装置60個を天井へ設置しており、万が一ベビールームで出火を検知した際には必要に応じて自動で作動いたします。自動散水装置が作動した場合、使用している薬剤が人体に入っても無害なものとなっており、新生児がいることを配慮した、適切な散水量となるよう設定しております。
また、マームガーデンの全客室にはエアゾール式消火具を設置しております。こちらの消火具は、小型で扱いやすい物となっており、小規模な火災時の初期段階に有効な消火具となっております。
・[避難対策]新生児のスムーズな避難が可能、1階ベビールームから外への直通非常口
マームガーデンのベビールームは1階にあり、非常口は合計で3方向に3か所ございます。1か所は直接外へ避難できる非常口となっております。そのため、避難が必要な際には、迅速ににベビールーム内の新生児の避難が可能です。また、避難訓練の際にも、ベビールームから新生児を逃がす訓練を行い、新生児を迅速に避難ができるよう訓練しています。
・[防火対策]屋外に消火機能付きのバッテリー専用保管庫
マームガーデンでは、出火リスクを低減させるため、バッテリー充電の専用保管庫がベビールームから40m以上離れた屋外にございます。
業務上、バッテリー家電の使用を排除することは難しいですが、専用保管庫で管理することで、万が一、バッテリー火災が発生してしまった際のリスクを低減させます。更に、専用保管庫には消火設備も付いているため、万一に出火をした際には消化器が自動で作動し、鎮火をさせることが可能です。
■避難が必要となった場合の避難方法、避難先の確保
マームガーデンでは、新生児と避難をする方法として、全ベッドに新生児向け避難用抱っこ紐を設置しています。また、避難後の対策として、ホテル外の駐車場に緊急用の備蓄庫を設置しています。
避難先として、近隣の店舗様と有事の際のシミュレーションを行い、マームガーデンから避難が必要となった場合には、近隣店舗様で受け入れていただくことを約束しております。また、産後ケアホテルの各社様とも、必要時にはお客様のご移動をいただけるよう連携をしております。
・[避難対策]新生児向け避難用抱っこひもを全ベッドに設置
マームガーデンでは、新生児1名様につき1台の移動可能な専用ベッドがございます。避難の際は、専用ベッドで移動をするか、ベビーベッドに設置してある防炎機能付きの“新生児用抱っこ紐”でご移動いただけます。
・[避難対策]有事の際の避難先・連携先の確保
マームガーデンから緊急避難が必要となった際の対策に関して、近隣の店舗様と共に考えております。万が一、緊急事態によりマームガーデンから避難が必要になった場合は、近隣の店舗様へ避難をいただけるよう協力関係を築いております。
また、関東圏にある他社様が運営の産後ケア施設との連携に関しても、関係性・仕組みを構築いたしました。
■滞在中のお客様が体調を崩された場合の医療提携先
マームガーデンリゾート葉⼭では、ご宿泊者様の健康状態で医療機関の受診が必要な際は、下記の病院をご紹介しております。病院の受診に関しては、スタッフまでお気軽にご相談ください。
■「日本一安全なホテル」を目指して
2024年度は、1年間で2,000組を超えるお客様が、マームガーデンリゾート葉山をご利用してくださりました。
このご利用者数は、「日本で一番利用されている産後ケアホテル」ということでもあります。
だからこそ、私達マームガーデンは、産後ケアホテルとして「日本一安全なホテル」を掲げ、そのために、常に設備のアップデート、マニュアルの見直し、研修制度の強化、防災訓練、消火訓練、避難訓練、不審者対応訓練などを確実に継続し続けてまいります。
そして、安心・安全にお客様がご宿泊いただけるよう、全力を尽くし続けてまいります。
ご予約・ご宿泊前に、産後ケアホテルの見学をしていただけます。
マームガーデンでは、いつでも見学受付を開催しています。
見学の中では、マームガーデンのホテルの中を実際に見て、滞在中の方の様子も知ることができ、安全面や利用方法など、気になる点があった場合も直接スタッフがお答えいたします。
妊娠中に見学をすることで、より具体的に産後の過ごし方をイメージでき、
個別でスタッフにご相談もいただけますので、安心な産後生活をスタートする準備にはぴったりです。
見学には2種類あります。
自分で行く現地見学会、送迎付きの見学ツアー、どちらも無料となっており、ご自身のご都合のよろしいスタイルにて、お越しいただけます。オンラインでの個別説明会も行っておりますので、リアルで見に行くにはハードルがある方は、是非そちらもご利用ください。
▼マームガーデンの見学はこちら
https://www.mom-garden.jp/transportation/
▼『熱意』を持って一緒に働く『仲間』も随時募集しています