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性差別を堂々と訴えるデンマークの女性たち 伊藤詩織さんから日本社会は変われるか?

 アメリカのタイム誌は、先月「世界で最も影響力のある100人」を公表しました。

日本人では、自らの性被害を訴えているジャーナリストの伊藤詩織氏が選ばれました。

「勇気ある告発で、日本人女性の生き方を永遠に変えた」とまで紹介された。

性差別や性被害は、世界中で問題になっている一つ。

仕事や生活の上で男女の差をなくそういう動きが主流の時代に、戦後の日本は、立場上は男性優位の世の中で動いています。

東大教授で女性装をしている安冨歩氏いわく、戦後「立場主義」というシステムが日本社会には作動していて、男性の立場をおびやかしかねない女性をとおざけ、女性はなんとなく男性の立場を侵害しないように主婦として立場をつくり、結果として、政治家・官僚組織は男性が中心となっています。

個人、個人の日本人の考えは、男女平等であると頭ではわかってても、この立場主義システムが作動しているので、女性と男性の格差が縮まらないのだと思います。

さきにあげたように伊藤詩織さんが顔出しでどうどうと訴えましたが、彼女はジャーナリストであり、一般の女性とはおかれた環境が違います。

しかし、デンマークに目をむけると勇気がでると思うので紹介します。

デンマークでは多くの一般女性が性差別に声をあげている!

今、デンマークの新聞記事をみていて驚いたのが、6人の女性たちが顔出しで、しかも会社の所属先を明らかにしたうえで、性差別を訴えていた記事がありました。

そのほかにもデンマークの新聞記事を調べると、性差別に関する記事がみつかります。ということは、男女平等が世界でトップクラスの北欧でも、いまだに性差別が社会問題として蔓延っているんだと気づきました。

北欧デンマークは日本で紹介されるときは、幸せの国・福祉の充実した国として幸せであふれた理想の国として紹介されますが、幸せな国といえども社会問題は存在し、目をそむけずに、勇気を出して日々闘っているのです。

デンマークの保守系新聞 Berlingeskeより ↓

このように訴える積み重ねが、幸せな国を結果としてつくりあげているのだと思います。

日本では、コロナにかかったくらいで差別されるため、女性問題に対する差別意識や関心は低いように思います。

伊藤詩織さんがきっかけとなって、日本でも性差別のうったえる女性が増ることを願います。

森谷 

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