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【衝撃】もっとデンマークは男女平等社会だと思っていました。もっと衝撃は日本、何位?か見たくない!

デンマークの新聞を読んでいたら、2013年に男女の格差をなくすように法律を施行したが、デンマークの大規模な企業の多くの取締役は男性であるとビックリするニュースがありました。

デンマークの首相は女性でメッテ・フレデリクセン

コロナの第一波の感染拡大直後に国境閉鎖を強行、同時に、子供向けに記者会見を行うなど、今回のコロナ騒動で活躍する世界の女性政治家の代表的な一人。

彼女がトップをおさめる国だし、

北欧といてば、ジェンダー問題の取り組みが進んでいるイメージがあります。

しかし、10月25日付のデンマークの保守系新聞Berlingskeの記事によると、2019年時点で大手企業の取締役会・委員会において、一人も女性がいない会社が半数もあるとニュースがありました。2013年に法律で男女の均等を定めて9年経過してもほとんど変わってないとのこと。

デンマークは昔から女性の社会進出進んでいるから、「え~そうなんだ」と以外なニュースでした。

デンマークの政治の世界はどうなのか調べてみました。179の国会の議席のうち、女性議員は68名(以下のページ参照)で約38%。 

北欧=男女平等のイメージがあるので、スウェーデンの政治家の数を見てみると、2018年は46.1%(下記参照)なので、国政レベルではスウェーデンの方が10%近くリードしているということなんですね。

デンマークも北欧なので、北欧のイメージで政治でも女性の割合が半分くらいあるとイメージあったのですが、これはスウェーデンのイメージだったのですね。

世界で国会議員(一院制・下院議員)の女性の割合でスウェーデンが二位。なんと一位はアフリカのルワンダで61%

そして日本は・・・

衆議院は10.1%で165位、先進20か国でダントツ最下位ですって!
(参議院は20%だけど、それでも低い)

低いのはわかっていましたが、ここまで低いとは・・・

最後にデンマークの話に戻り、デンマークでも男女格差が政治や大企業の中では存在するということ。

デンマーク新聞を読むようになって、女性差別の問題が多く取り上げられているのをよく見かけます(以前、Noteでも取り上げました)。テレビ局や政治関連でセクハラがあるようで、社会問題として取り上げられているのを見ます。これは男女格差をなくしていこうという取り組みが、マスコミと市民が一体となって行われています。

そして、本日デンマークの中小企業の社長が男女平等に取り組む記事が掲載されていました。地ビール会社の社長のキャスパー・ティドマン(Kasper Tidemann)さん、彼の会社の4名の取締役のうち2名を女性にしたとのこと。社会の半分の構成員である女性の意見を反映させるのが、株式を公開した会社としての義務と責任であるとのこと。

すばらしい!

デンマークも日本も庶民レベルでは、考えは一緒なはずです。

政治や大手企業のトップの方が相変わらず、昔の男性社会なのですね。

日本はダントツ低いですが、デンマークもスウェーデンと比べると遅れていると実感あるため、マスコミも男女差別問題を取り上げるのだと思います。

わたしは、歩くことを普及し、健康なひとが増えれば、今の現状におかしいと感じる人も増えることを祈りつつ、ウォーキングを教えようと意志が強まった記事でした。

「個人が健康になることで、社会も健康になるウォーキング」

社会が健全であれば、自然と政治家や管理職の女性の割合も増えるはず・・・


クオリティ・オブ・ライフ&ウォーキング
森谷 淳二 もりや じゅんじ
www.mollie-walking.com
Email: jun67seas1107@gmail.com


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