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食で遊ぶ?デンマークの食育、親なら知っておきたい6つのステップ

日本の子育てをしているかたにとても役立つ 情報なのでデンマークの新聞記事を訳してみました。

デンマークで出版された本『MADRO』 (Morten Elsøe and Anne Gaardmand著)より、お子さんの健全な食習慣をつくる親へのアドバイス、6つのステップを紹介します。

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1.世間のダイエット風潮から子供を守る
 お子さんの見た目や外見に関して不安にさせる話をしてはいけません。たとえば、肥満気味なら、何が原因なのかを見つけるようにします。そして、見た目ではなく、性格をほめるようにしましょう。身体に良いとか、悪いとか親が判断しないようにしてください。冷静に言葉を選びます。そして、体重を減らすための健康を意識したエクササイズをするのではなく、身体を使うこと自体わくわくするような話をして、運動が遊び感覚で好きになるようなサポートをしてあげましょう。

2.もっと身体の聲(こえ)に耳をかたむける
 細かい食事のルールは、身体が何が欲しいかのシグナルを聞き逃す恐れがあります。必要以上に食べさせてはいけません、また、食べる量を過度に制限してもいけません。食事をしながら、どのくらいお腹が満たしているか、もっと食べたいという欲求を減らせるかに意識を向け、お子さんと一緒に練習しよう。

3.なるべく取り組みやすくシンプルに
 ごはん・おやつの簡単な決まり事をつくりましょう。いつどこで食べるかは親の責任です。何をどのくらい食べるかは子供に任せてみましょう。好きな食べ物を最低でもひとつは手が届くところに用意するようにしてみてはどうでしょうか。ただし、子供が食べたいからといって、いつでも物をあげてはいけません。時には食べなくても大丈夫だということを教えてあげましょう。食べものを無駄にするのは、必要以上に料理をしたり、買い込んだりしたときにおこります。お腹を満たしたにもかかわらず食べることは、まさに食べ物の無駄につながる行為です。

4.野菜と親しむ
 野菜とのふれあい、においをかいだり、自由に口にできる環境をつくりしましょう。子供に無理やり野菜や果物を食べさせてはいけません。健康に良いからという理由だけで食べるのではなく、大人が野菜を美味しくた食べているところを見せて、自然のおいしいということを伝えます。果物をスイーツにそえて、さりげなく、美味しさを伝えるという方法もあります。

5. スイーツの力をかりる
 スイーツやお菓子を禁止をしてはいけません。禁止することは、逆にお子さんの甘いものへの魅力を高めてしまいます。1週間に数回、スイーツやお菓子を用意することによって、甘いものへの不健全な魅惑を取り除いてください。毎日の食事の一部に組み入れましょう。スイーツも食べながら、何が本当に美味しいのかを味わって、何が身体によいのかを子どもたちと一緒に考えてみることです。

6. うっぷん晴らしの食事をしない
 食べ物をストレス発散の手段として使うのことは避けてください。食事を癒しにすると、ついついよけいに食べてしまいます。ストレスや不安の原因を探して、子供をサポートしてあげてください。ネガティブな感情は、自然となおり、人生の一部なのだということを教えてあげましょう。

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クレジット: デンマークの新聞ポリティケンPOLITIKEN 
ジャーナリスト CHARLOTTE BRANNERさんの記事を参考に日本人に理解できる形に訳しています。
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