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中学校で職業講話をさせて貰った話

地元の中学校で職業講話をさせていただきました。
昨年の秋は高校2年生50名に対してお話させていただきましたが今回は中学2年生20名がお相手になります。

自分への備忘録も兼ねて話した内容を書いておきたいと思います

前振り

50分という非常に限られた時間でのお話でしたので今回のテーマと途中でグループワークをして貰うことを前もって伝えました。
ちなみにテーマは『デザインってなんだ?』
グループワークは『椅子またはハサミをテーマに新しいデザインを考える』

自己紹介・会社紹介

ここはサクッと流しました。
自分が生まれも育ちも藤沢市であること、会社は実働部隊2名の小さいデザイン事務所であることぐらいが伝われば良いかなといった感じ

事例紹介

実際に弊社でやっている事例を極力分野や内容を変えて紹介しました。

例えば、手書きのイラストからデータ作成して実際に3Dプリンターで試作・確認をしてもらった話とか

射出成形の話を『たい焼き』でした後にバリを取るための機械をデザインして製作した話とか

他にも地元のゆるキャラふじキュンを3D化した話やリバースエンジニアリングの話などなど。実物を手に取って貰いつつ話をさせて貰いました。

デザインとは?製造業との関係性は?

ここからが本題。
デザイン。ここではプロダクトデザインになるわけですが、『デザインとはなんでしょう?』という話。

ここで伝えたかったのは、デザインはかっこよく見せることだけではなくてもっと全体をみる必要があるということ。
どうやって使うのか、どんな機能を持っているのか、誰が使うのか、どうやって作るのか。。。などなど。
色々な要素を加味して作るのがデザインだよ。ということを伝えさせていただきました。

そしてデザインと製造業の関係性ということで、ペットボトルを題材にしてそれぞれの形は見た目のデザインだけではなくその形をしている意味があるということを伝えました。

グループワーク

新しいデザインというと畏まってしまうので自由な発想でアイデア出しのレベルでグループワークをして貰いました。短い時間だしどうかな?と思ったのですが意外と(失礼)皆さん積極的に取り組んでくれてグループごとの発表もしっかりしてくれました。

内容に関してもなかなか面白いアイデアがでてきて非常に興味深かったです。アイデア出ししてもらった際の用紙を貰って来なかったことが悔やまれます。。。

最後に

最後に一言二言メッセージを伝えさせて貰って締めとなりました。


まだ、中学生ですから将来何をしたいのか具体的に考えるのはこれからだと思いますが、それでもこの講話が少しでも印象に残ってくれて何かしらの足しになってくれたら嬉しく思います。

なお、今回の講話はNPO法人アスリードさんにお声掛けいただきご協力させていただきました。お声掛けありがとうございました。