一駅格差

一駅、なんていったって都会と田舎じゃ大きな差がある。飯田橋ー神楽坂間なんて2分だぞ、JR成田線を見てみろ、一駅に5分以上かかるところなんてざらだい。

この「一駅格差」は私たちにちょっとしたずれをもたらす。例えば、世田谷育ちの彼は非常に交通の便がいい、渋谷まで乗り換えなしで10分、下北まで30分未満。そんな彼なんて一駅何てものは気まぐれに歩ける些細で身近な距離なのだ。それにひきかえ私は千葉の辺境。歩けばゆうに1時間はかかる距離が一駅に集約されているのだ、電車に対するありがたみが違う。人が多い分東京が楽してるとは思わないけど、あなたの一駅と私の一駅に流れる量は全く違う。だから彼が提案してくる西船橋ー南船橋間を歩くなんて馬鹿なことが言えるのだ。こういう時に流れてる情報が違うのを感じるし、その違いに気づけるときが楽しいな、と思ったりする。

#一駅ぶんのおどろき

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