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シャーロック

そう、今季の月9である。
ディーンフジオカと岩田剛典がバディを組んだ探偵モノ。

ディーンフジオカとがんちゃん(岩田剛典)。
私のなかのイケメンバディが一度に2度楽しめる。一粒で2度美味しいとはこのことだ。

もちろん録画した。

ただ、正直見続けられるかは自信がなかった。
おかあさんは忙しい。そのうえテレビを1時間も占領してしまう。ブーイングは必至だ。
ブーイングがひどいので、せっかく買ったリングフィットアドベンチャーも結局ほとんどやれていない。
すべてはブーイングのせい。 

初回からディーンフジオカは、彼にしか出せない世界観を完全に作っていた。
空気を読まない立ち居振る舞い。
つぶやきながらのシャドウボクシング。
マントみたいなコート。
解決の直前に奏でるバイオリン。
つけ髭を腕を交差してとるオシャレさ。
そしてつけ髭の下に本物のヒゲ。

私はどっちかというと、ディーンフジオカよりがんちゃんのほうが好きなのだが、やっぱり主役のオーラ漂うディーンフジオカにどうしても目がいってしまう。そしてなんか笑ってしまう。
好きだけど。好きだから。好きなのに。

私がニヤニヤしながらドラマを観ていたら、刑事ものが好きな長男も「おもしろいじゃん」と好んでみるようになった。

早起きの長男は、火曜の朝になると録画したシャーロックを観だす。
朝の準備をしながら私もなんとなく見てるのだが、だんだん気になってきて、最終的には時間がないのにソファにすわって長男と見入ってしまう。

ついこないだは知事の息子でバスケ部の男の子がいなくなっちゃうってストーリーだった。
バスケ一家の我が家としては身近すぎるテーマ。
コーチがパワハラテイストなのをみて、さっそく噛み付く若宮=岩田剛典。
いいぞ、がんちゃん、もっとやれ。

バスケに限らずだが、罵声を浴びせるコーチってはまだまだとっても多い。
こないだも試合でずっと罵声を浴びせてるコーチを見かけて、相手チームだけどとっても悲しくなってしまった。
あそこにがんちゃん呼びたかった。
噛み付いてほしかった、あの端正な顔で。
ついでに私にウインクとかしてほしかった、あの端正な顔で。

そして、ストーリーも佳境に。
いつもように冴えわたるディーンフジオカの推理。
謎を解くときにはおきまりのバイオリン。
今回の舞台はまさかの体育館。
みんながダムダムしてる手前でバイオリン。
圧倒的な違和感。
なのに、ディーンフジオカがやるとなんかアリな気がしてしまう。
なんておもしろい役者なんだろう。

そんな、シャーロックも終わりが近づいている。

ディーンフジオカがずっと追い続けていた守谷という悪の親分は刑事の佐々木蔵之介?!といういかにも怪しい流れで前回が終了。

我が家、朝の登校ぎりぎりでこの回を見てたので、私と長男で、
「マジで?あの人守谷なの?!あの女の刑事は?」みたいな状態に。
なんだなんだ、がぜん面白くなってきたじゃないか!
やるじゃないか、シャーロック。

そんなこんなで今週。
まだ見ていなかったシャーロックだが、今日、私が帰宅するのを待ってるあいだに、長男が今週の回を見ていた。

私がただいまをしたとたん、
「おかあさん!ヤバいよ!獅子雄(ディーンフジオカ)と守谷、一緒に死んじゃったよ」
と壮大なるネタバレ。

お前さん、ひとりでみるなよ〜〜。
(次男もいたけども)

でもまぁ良しとしよう。
長男が一緒にハマってくれたおかげで、私は堂々と1時間ドラマを毎週観続けることができたのだ。

今日は、寝かしつけたらゆっくりひとりで鑑賞しようかな。
もう結末はわかっちゃったけど、ま、いい男は見てるだけで私を幸せにしてくれる。

さて、今週はどこでバイオリンを奏でるのかしら。

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