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割れる。

何にぶつけた記憶も無いんだけれど、食器乾燥棚の中でガラスのグラスにひびが入ってた。そんな日なのかもな、今日は。

何だか疲れて、午後は4時から6時半くらいまで寝てしまった。目が覚めると、何曜日の朝か晩か、まったく分からない感じ。でも、布団の中、ずっとこのままその世界にいたいような気もした。

今日はお風呂は外(滝野温泉「ぽかぽ」)へ。
割れるのはグラスだけじゃなく、かかとがひどくひび割れちゃって、このままではすべての靴下に穴が空いちゃいそうなくらいで、こないだ出会ったこれを買い求めてきた。
ドラッグストアとかで500円くらい売ってそうだったんだけどなかなか見付けられず、最初に出会った温泉で。1,320円。ちょっと痛い出費だったけれど、いいや、今日は。「思い出」です。(何の…?( ̄0 ̄))

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もちろん、温泉に浸かっていても、あるいは寝ていても、ずっと妻のことを、妻との(サイテー・最悪な)会話のことを思ってしまいます。

リアルな知人の山ちゃんからは「こじかくんは悪くない」と言われ、その言葉にはかなり救われました。ええ、私も、今日の30分については、あんまり何も悪くないと思っています。

でも、これまでは結構悪いことをしてきたはずです。それで妻をここまで追い詰めてしまったということ。

何度も「家を出たい」「こんなところにいたくない」と言ってきたのは確かに私だし、「死にたい」と口癖のように言い続けてきたのも私です。
さらに、これは今まで隠していた(?)「恥」なのですが、私、上の息子(妻の連れ子)と合わず、妻に、「いらいらする」「むかつく」と愚痴をこぼし、(あまり記憶には無いのですが)「殺意を覚える」とさえ言ったようです。(あ、いや、確かに言った気はします。)
上の息子はどうにも煮え切らない性格で、私がそう言っても、妻も、「そうよね。私ですらそう思うんだもの…」って会話を何年も続けていたはずなのですが、追い出される直前には、

「あなた、そんなことを言ったわよね? それを聞いて私がどう感じると思うの? 考えたことある?」
「毎日帰る度、**(=上の息子の名前)が殺されてるんじゃないかって気が気じゃなかったのよ」

などと言われました。正直、たぶん後者(「毎日帰る度…」)は無かったんじゃないかなと思っています。おそらく「後付け」。つまり、彼女は私を嫌いたい。私に文句が言いたい。私を責めたい。今日も、その話をしているときに、突然席を立たれました。

でも、もう、そんな謝罪も聞いてもらえないのです。(今日だってそうでしたが。)
それに、たぶんそもそも「謝罪」なんて求められてもいないのです。
だから、「終わり」です。きっと。

たぶんこれまでにも何度か書いたように、わたし、彼女に「毛嫌い」されているのだろうと思うんです。いいえ。もちろん、それは山ちゃんらがいつも「きっとそうではなくて…」と書いてくれるとおり、彼女も本気で私のことが嫌だったら早々に別れを申し出てくるのだろうと思うのですが、そうしないのは、彼女の中で「言語化」できない感情があり、私に対しても「好意」に似た感情は(誠にありがたいことに)持ってくれているんだと思うんですよ。でも、これはもう無理かな…。

弱っている彼女に私は寄り添いたいのだけれど、寄り添わないことが寄り添うことになる。じゃあ、私はひとりこの寂しい生活をゴールがいつか分からないまま続けていればいいの…? それはさすがにちょっとしんどいな…。

「せっつかれるのがつらい」という彼女に、読まないかもしれないけれど、さっき、メッセージを送りました。

今日はありがとう。
修復不能なことをつくづく感じました。
近く、電話します。それもまた「せっつく」ことに思われるのかもしれませんが、これがラストの連絡ですから、「せっつく」つもりではありません。今の方があなたが心穏やかで、そして修復の余地がないのなら、もう、お別れをしましょう。はい。私が、そう、言いました。
本当は帰りたい、一緒に暮らしたい、普通に話がしたい。ですが、もう、いいですよ。諦めました。
十数年に渡り、長い間、不快な思いばかりをさせ続けたことと思います。本当に申し訳ない。でも、わたしはあなたからもらったたくさんのことに、心から感謝しています。ありがとうございました。

ここから先は、あまり書くとかこさんにまた怒られちゃうけれど、いろいろと考えています。その話は、また改めて。(いや、でも、ベースは「どうやって生きていくか」を考えていますのでご安心(?)を。(*^o^*))

せっかく買った、そして、奇しくも今日届いた星野道夫さんの写真をどうしたものか、少し悩んでいます。最後の手紙を書いて、それを添えて家の前に置いてこようかなと思っています。最後の通信として。