実験思考があるとピンチに強くなれる
こんばんは、mokkoです。
僕はこのnoteにしても、作詞にしても、ライブをやるにしても実験思考を常に持っています。
この思考を持てるようになってから、妙にピンチに強くなったといいますか、一つがダメになってもまだこれをやれば行けるという僕だけのデータというものが出来上がっていき、
想定外のことが起こった時に手札を沢山もっていることで落ち着いて対応ができることを体感していますので、その辺りのことを書いていきます。
テクニックばかりを追い求めて心が疲弊したこと
僕はバンドを始めるきっかけとなったのがキーボードでした。小さい頃にピアノは少し触ったことがありましたが、ほとんど初心者の状態から始めて、
曲をつくることにのめり込んでいきました。しかし、曲を再現する為に音を出すことはできても、
テクニックが全くないことから、うまくなりたくてピアノ教室に通うことにしたのです。
しかし、先生がスパルタであったこともあり、挫折。また別のピアノ教室にいっても教本ばかりをなぞるばかりであったことから全く面白くなかったですが、とりあえず継続する道を選び続けて、
テクニックばかりを追い求めたことで精神が疲弊してしまい、”もう悔しいけど諦めよう”と思いました。
演奏テクニックは上手くはならないのを人のせいにしていた僕は、演奏をうまくなろうという考えを捨てて、
とにかく曲なら誰にも負けないようにしようと思考を変えて、とにかく常に成長を目指していきました。
そんな時にギターの師匠と出会い、”テクニックなんて基礎や音を聴いてしっかり再現できれば出せるから大丈夫”と言われ続けて、
短期ではなく、長期で成長できる道を見つけました。
根本、作詞でもビジネスでも同じで短期的に結果をだすことを求めますが、中々うまくいかなくて苦しくなり、だから挫折をしてしまうのです。
僕がいい例で、もう挫折の連続で悔しさしかなかったのです。
しかし実験思考は、ずっとやり続ける中で思考錯誤することでできあがってくるので、楽しみが味わえます。まあ、お金的なものはすぐに得られないので、そこは他からの収入が必要にはなりますが。
とにかくライブを意識して何回も同じ演奏ができるまで繰り返した
僕がライブをやってきた中でアドバイスを頂いたのは、とにかく何度も同じ音が出せるまで練習を繰り返しました。目を閉じて、レコーダーで聴いた音を再現できるまで繰り返したのです。
すると、ライブでも同じ演奏ができるまで精度が上がり、上がり症の僕が全く上がることがなくなっていきました。むしろ楽しんで演奏できるようになっていきました。
ある友人のシンガーからアドバイスをもらって、”これだけ即興で演奏できるならライブでやってみたら”とアドバイスをもらって、
それから作詞だけは用意しておいて、そこに思いついたメロディーを作っていくことをやって思うことは、
実験を繰り返せば繰り返すほど、周りの反応が取れるようになり、
『この雰囲気なら早いテンポにしてみるか』
『この作詞ならバラードの方が受けるかも』
なんて自分で実験を繰り返しました。
すると、カチッと決めてライブしていた時に比べて、お客様も上手くいくのかどうかを見てくれるようになったのです。
これからの時代”完璧なこと”を求めるとAIにすべて奪われる。だから実験思考が大切になってくる
この思考を持てる人がこれから強くなるだろうと思うのですよ。
僕自身、完璧主義を求めていた時は神経を研ぎ澄ますあまりに疲弊していたのですが、実験となると適当といいますか、
”まずやってみよう”と思えるようになり、失敗からもデータをとって、うまくいってもデータをとることができます。
そしてうまくいったことを深堀りしていくと想像をしていた以上に横展開、
つまり色々なものごとに応用ができるようになっていったのです。
これはギターの師匠から教わった本質がベースになっていますが、この要素はライブでうまくいったのだから、これを作詞でやってみようとか、
アカペラで歌ったら、以外にも拍手の量が多かったから、お客様に差し上げる音源をアカペラにしてみるか、など実験を繰り返し、繰り返ししてきました。
すると、この思考がビジネスでも日常生活でも活かせることが分かったので、noteに活かしています。
noteでは最初は、ビジネスを僕の視点で解説してみたり、
ファンづくりのノウハウ的なものをやってみたり、音源を載せてみたりしたのですが、
一番反応が良かったのが、ギターの師匠から学んだマインドセットや思考法だったのです。
これも”実験思考”がなかったら辿り着けないわけで、
何でもそうですが、反応がとれるのは”ノウハウ”であったり、”テクニック”の部分なんですよね。
でもギターでもピアノでもそうですが、うまい人って最初はいいんですよ。でも上手いだけではみんな練習して均一化してしまい、
ファンからも忘れ去られてしまう存在になってしまった人を何人も見て来たので、
僕は実験思考をしていくと、自然と他の方と差別化されていきます。
なんてったって僕の中のデータ解析でしかないですし、繰り返せば繰り返すほど内容が濃くなり、『この人の投稿は他とは違う』と思ってもらえるんですよね。
だから、完璧を求めずにどんどん世間の反応を見てみる。
すると、必ずといっていいほど”為になった”とか”毎回見ています”という方がいてくれるようになり、ファンになってくれるのですよね。
しかも、ノウハウやテクニックは均一化して古くなっていきますが、実験思考は常にアップデートをしていくことになるので、
想定外なことの連続といいますか、こちらが期待した反応じゃなかった時に、
慣れていることって、”じゃあ、こっちやってみるか”と臨機応変に対応できるようになっていきますので、色々な方にお勧めしています。
そこで僕がデザインの領域はあまりわからないですが、この方のデザインが常に実験思考をしていて、
ぶれないといいますか、面白い作品を書かれている方を最後に紹介させて頂きます。
このsaoriさんは今大活躍されている画家の友人の10年前の感覚に良く似ていて好きなので、今後も応援をしていきたいと思います。
まとめ
僕の中で実験思考になってから、これまで限界だと思っていたことにも
”とにかくやってみる”という思考を持てるようになってきました。
これだけ移り変わりの激しい時代において、ビジネスであっても
同じ思考では気づいたら時代に取り残されてしまうことも考えられますので、日々実験できないかというお試し思考をやっていくことで常に脳に刺激を与えることもできますから、
是非参考にしてみてください。
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