オーボエレッスン #4
雪が積もり手がかじかむかも知れない、年甲斐もなくオールで飲み会してしまったのでレッスン中気持ち悪くなっちゃうかも知れないと思ってたけど今回は無事でした(良かった)。
さて、前回私は自分が思っている以上に良い息を持っているらしいことが分かりました。
先生「自分のこと初心者だと思ってますよね!?
リードも初心者向けのばかり選んでいませんか??」
私 「!?(こくこく頷く)」
先生「もうそれ無意味なので今日からやめてくださ~い」
ブレスビルダーで呼吸の練習をするようになってから息のパワーがアップしており、それまで買い集めていたリード(SやMS中心)では私の息に耐えられなくなっていました。
初心者だから初心者用のを使っていれば間違いないかと思っていたのだけれど、そうではないのですね。
持っている中で一番重いMでもダメと言われてしまったので、おそらく今の私にはMH~Hぐらいがベストなのでしょう。
唯一使ってよしと言われていた前の先生から頂いていたリードも口を緩めないと吹けなくなってしまい、それだとアンブシュアが崩れてしまうので、今回先生にお願いして作って頂きました。
3本試奏させてもらい、その中で一番吹きやすかったものを頂きました。
先生のリードは重ためで、息をたっぷり取り込んで上半身の下から出すように・また口を縦にしっかり締めていないと、とてもじゃないが息が続きません。
それから唇の中心の部分をピンポイントでハートのところに当てていないと綺麗な音も出ないので、どの過程もサボれません。
アンブシュアでは口笛吹くときの形をそのまま維持し、唇を巻き込むのですが、「鼻と上唇の間ぐらいのところが前歯の下に来るぐらい鼻の下を伸ばしなさい」と言われるのですね。
これさえ出来るようになれば好きな音を出せるようになるみたいです。これが難しい。やっているうちに鼻の下が伸びてくるらしいけど。
私は普段よく笑う方なのだけれど、「表情筋が硬いので鍛えましょう&小指を咥える口輪筋の筋トレをしましょう」と言われてしまいました。
家に帰ってから鏡で見てみると私、笑っても全然口角が上がってなくてビックリしちゃった。もう少し顔を柔らかくしたいと思います。
課題曲をする前にスケール練習をやってみたらフィンガリングは大分良くなったと言われました。
良くはなっているが、特に左手の指がキイとの距離が離れがちなので、「キイのギリギリ上ぐらいに指を置いておくようにしましょうね」と言われました。先生はキイと指との間が2mmぐらいで残している感じでした。
そして課題曲『大きな古時計』。
普通に吹いただけで「練習してきてる~!」と褒められました。他の社会人の方はそんなに練習できていないのかしら…?^^;
リードが重くなったのでおサボりがきかず、息が上手く使えずに最後まで吹ききることが出来なくて、ぶつ切りになってしまいました。
そこでアドバイス。
息を吸う→アンブシュア→舌でリードに触れる→息を吐く→舌を離す→音を出す
ポイントは音を出す前にスーッと息を吐いて口に溜めておくこと。
そうすると狙い通りのタイミングで音が出せるし、最初の音が狙い通りに出たことでリラックスしてメロディーを続けて行けるとのこと。
「この流れをしっかりと意識しましょう」と、改めてやってみたら「85点!!(満点は出さないらしい。極めて高得点とのこと)」と言って頂けました。
それから「ブレスの位置を予め決めておくこと。気分でブレスの位置を変えていると調子が良いのか悪いのか分からない」とのアドバイスもありました。
次回は再度『大きな古時計』のおさらいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?