オーボエレッスン #28

 今回は早く着いてしまったので、教室周辺をお散歩してから行きました。
時間に余裕があるときは体を温めがてら、遠回りして行くようにしています。

 さて、レッスンです。まずはスケール練習からですが、止められてリードをチェックされました。
でも音が悪かったのは私のアンブッシュアのせいでした。
また上唇に押し付けるようになっていたようなので直してもらいました。

 直ったところでハモリの練習です。
私が レミファ#ソラシド#レ レド#シラソファ#ミレ を各4拍ずつ吹いて、先生はそれに合わせてアルペジオで吹いていきます。
先生に合わせて吹こうとすると、音量がないとかき消されてしまうので、全開で吹かねばなりません。
 私のように趣味で吹いているだけで合奏しない場合、大きな音を出さないので楽器が寝てしまうそうです。
楽器が本領発揮できるようにするためにも、日頃からこうして大きく響かせて起こしてあげることが必要みたいです。

 次にソから力んでしまうのが直っているかもチェックしてもらいました。
チューナーでレ4の音を流しておいて、レミファ#ソラシド#レ レド#シラソファ#ミレ と吹いていると伝えたら、その練習法で良いとのことでした。
特に飛び抜けることなく一定に吹けていたのでOKをもらいました。
この練習は引き続き続けていきたいと思います。

 続いてビブラートの練習を見てもらいました。
ハーフホールのレでビブラートを4分、8分、3連と見てもらい、「方向性は合っているので、そのまま続けていって」とのことでした。

 それから『風笛』。
問題だったハーフホールの開閉につられて中指がズレていっちゃう問題は直っていました。
また、アンブッシュアを直してもらったおかげで「良い音色~」と言ってもらえました。
Aのブロックは問題なく吹けたので合格で、Bのブロックの最後の高音の運指がまだ怪しいので、そこを仕上げて終わりにしましょうとのこと。

 他には高音部分になってくると普段の首が前に出ちゃう姿勢が出てきてしまうので、しっかり尾てい骨に頭を乗せましょう。
そしてアンブッシュア・息がきちんと噛み合えば上手く行けるよとも言われました。
毎日鏡の前で吹いているのですが、そんな癖が出てきているのは気づかなかったです。指摘してもらえるのはありがたいですね。

 今回は音色に関してすごく褒められました。
「アンブッシュア直してから吹いてもらうと、これだけ良い音色になるんだもんなぁ~。
 (今の教室に来てから)一年で音色云々のところまで辿り着けて私はHAPPYです。
 音程も良いし。一年前に比べてかなり良くなったの、自分でも分かるんじゃない?」

 今の教室に入ったばかりのときは、前の教室で教わった通り思いっきり吹いていました。
でもまずアンブッシュアがきちんと出来ていなかったのと、前かがみで吹きなさいと言われていたので姿勢もおかしかったのと、その上力いっぱい吹くでしょう?
全部がちぐはぐで音出しだけでもしんどかったです。
今は大分力が抜けてきて、なめらかに吹けるようになってきたように感じます。
先生に「その音好き~」と言ってもらえることも増えてきました。
他の生徒さんの音色を聴いていると皆さん雑味がなく張りのある良い音で吹かれているので、私ももっとまとまりがあって、色んな表情のある音が出せるように頑張りたいです。

 さて、『風笛』も仕上がってきましたので、次の練習曲を指定されました。
次は『ユモレスク』。タンギングの練習が目的だそうです。
序盤は聴いたことがありますが、その後は初めて聴きました。
調が変わるところが日本人好みな感じがします。

 「運指は『風笛』に比べたらずっと簡単だよ~」と言われて、まぁそうなんだけど、リズムがちょっと難しそう。
 「『ユモレスク』は奇想曲です。
 奇想っていうと楽しそうな感じがするかも知れないけれど、自虐的な・道化になった気分で吹いてみてください」とのアドバイス。
それを踏まえて譜読みしたいと思います。

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