オーボエを始めて1周年
オーボエを始めてから今日でちょうど一年が経ちました。早いものです。
「リズと青い鳥」がきっかけで始めてみたかったものの、楽器が高価であったり、近くに教室がなかったり、またクラシックが主体のものは敷居が高いイメージがあり、音楽の素養がない私でもやれるのだろうかと、最初は不安が尽きませんでした。
一つ目の教室では先生と合わず、これは私にオーボエやるなってことなのかな…なんて思ったりもしたけれど、今の教室の先生は私のミーハーなきっかけや素養のなさを笑うことなく、本当に一から丁寧に教えて下さいます。
私が『リズと青い鳥』を吹きたいのだと言うと、それを吹くのに必要な技術が詰まった曲を選んで指導して下さるので、吹けるようになる未来が少しずつ見え始めてきました。
これまではスポーツの習い事ばかりやってきました。
スポーツというものは体格の良い子や、ずば抜けたセンスを持っている子への指導が優先されます。チームの勝利のためなので、それ自体は仕方のないことだと思います。
チビでセンスのない私はプレイヤーとしては期待されなくても、せめて指導できるようにと講習会など積極的に参加してきましたが、訊いてもろくに教えてすらもらえませんでした。
そんな経験しかなかったもので、たくさんの生徒さんがいて、自身もコンサート等あって多忙な中、大人でセンスがあるわけではない、ただ趣味でやってるだけの私にも、訊かなくても教えて頂けるというのは初めての経験でした。
仕事とはいえ、時にこちらが引けてしまうほど、とても熱心に教えて下さいます。正直もっと適当に指導されると思ってましたもん。
それどころか、「人はここまで成長できるものなのか~!」と、私の成長を私以上に喜んでくれますものね。
習い事の先生で、自分の成長を喜んでくれた先生も初めてです。
だから私は自分が出来るようになったことよりも、こうして自分のことのように喜べる先生を見ていつも感動しています。
良い師に巡り会えたなとしみじみ思っております。
この先生のもとでならずっと頑張れると思うので、これからもコツコツやっていきたいです。
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