真岡まちづくりプロジェクト

栃木県真岡市で進行中の真岡まちづくりプロジェクト。高校生、大学生、大人が一体となって「…

真岡まちづくりプロジェクト

栃木県真岡市で進行中の真岡まちづくりプロジェクト。高校生、大学生、大人が一体となって「できたらいいな」を実現していきます。そんなプロジェクトの進行状況や、まちづくりに取り組む方々の素顔、真岡の今をご紹介していきます。

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まちつく グッドデザイン賞を受賞する

真岡まちづくりプロジェクトが グッドデザイン賞 / GOOD DESIGN AWARD 2022 を受賞させていただきました。Instagram、Facebookには、たくさんのお祝いのお言葉もいただきまして、本当にありがとうございます。 このグッドデザイン賞受賞について、改めて、まちつく運営事務局の林が、受賞の経緯を振り返ってみたいと思います、少々お付き合いください。 真岡まちづくりプロジェクト GOOD DESIGN AWARD 2022 あのグッドデザイン賞

    • まちつくの3年間(後編)

      真岡まちづくりプロジェクト(以下、まちつく)が始まったのは2021年のこと。それから3年間、市内外の子どもから大人まで、多くの方とさまざまな企画を実施してきました。グッドデザイン賞や国交省の地域づくり表彰を受賞するなど、まちをつくる取り組みとして市内外に広がってきています。 そんなまちつくを事務局として支えてきたのが、真岡市プロジェクト推進課複合交流拠点整備係、係長の林大輔さん、マリエッティこと黒川麻里絵さんのお二人です。 何もかも初めてづくしだったプロジェクト。特に係員

      • まちつくの3年間(前編)

        真岡まちづくりプロジェクト(以下、まちつく)が始まったのは2021年のこと。それから3年間、市内外の子どもから大人まで、多くの方とさまざまな企画を実施してきました。グッドデザイン賞や国交省の地域づくり表彰を受賞するなど、まちをつくる取り組みとして市内外に広がってきています。 そんなまちつくを事務局として支えてきたのが、真岡市プロジェクト推進課複合交流拠点整備係、係長の林大輔さん、マリエッティこと黒川麻里絵さんのお二人です。 何もかも初めてづくしだったプロジェクト。特に係員

        • 「やってみたい」の一歩目を踏み出す場所に。失敗も共有しながらつくる、真岡のまちづくり拠点

          真岡市の市役所前通りに、青いタイルが印象的な2階建て屋上付きの建物があります。数か月前から足場が組まれ、工事をしているのを目にした方も多いのではないでしょうか?実はここ、真岡市がまちづくり拠点としてリノベーション中なんです!!! 12月末から、土曜日10時~15時に、リノベーションワークショップを行ってきました。今回はこの拠点が、どのようにつくられ、どんな場所になっていくのかお伝えします! 拠点づくりを主導してきた、真岡市地域おこし協力隊のなべちゃんこと渡部真子さんと、市

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        • まちつくインタビュー
          20本
        • 路地裏
          5本

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          「やってみたい」を実現できるまちへ。地域での出会いが挑戦のきっかけ

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー!今回は、真岡まちづくりプロジェクト(以下、まちつく)の第1期生で、現在も運営として参加している宇都宮大学1年、金井美雨さんにお話を伺います。 いろいろな視点が詰まった地域交流 ―金井さんの現在の活動について教えてください。 宇都宮大学地域デザイン科学部の1年生で、まちづくりに関することを学んでいます。特に、さまざまな事例から地域づくりを学べる講義が面白く、積極的に参加しています。 サークルでは、宇都宮市宮

          「やってみたい」を実現できるまちへ。地域での出会いが挑戦のきっかけ

          子どもの気持ちを真ん中に。学校のそと、学び続けられる場をつくる【まちつくインタビューvol21.小川美穂さん 】

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー!今回は、オンライン・オフライン両方を駆使して子どもの居場所づくりに取り組む、NPO法人ハロハロラボ代表の小川美穂さんにお話を伺います。 「やってみたい」を尊重する学びの場 ―小川さんのご活動を教えてください。 オンライン、オフライン両方で子どもの居場所づくりをしています。 オンラインでは、学校に通っていない全国の小中学生20人くらいが参加してくれています。オンラインでの活動は、主にミーティングと会員制のS

          子どもの気持ちを真ん中に。学校のそと、学び続けられる場をつくる【まちつくインタビューvol21.小川美穂さん 】

          真岡市の図書館に1日1500人が訪れた日

          2024年1月28日(日)、晴天。 真岡市立図書館で図書館主催のイベント 「リブフェス2024」が開催されました! 真岡図書館内では、市内の読み聞かせ団体が集結して一日読み聞かせを行う「おはなしカーニバル」、謎解きや豆本づくりなどたくさんのコンテンツが!そして私たちまちつくでは、図書館の前庭をつかって真岡では初めての「一箱古本市」、焚火でスモア体験とホットレモネードの販売を行いました。 1日の来館者数… なんと… 1505人!!! 先週の日曜日の来館者数は375人だ

          真岡市の図書館に1日1500人が訪れた日

          地域で働く人の顔と仕事がつながる機会を。やりきった先に見えた、つくりたい地域の形【まちつくインタビューvol20.鈴木成人さん 】

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー!今回は、住宅や工場など外部工事を幅広く行う株式会社SKB代表、鈴木成人さんにお話を伺います。 建物の外装をトータルプロデュース ―鈴木さんのご活動を教えてください。 株式会社SKBの代表をしています。 屋根、外壁、雨樋などの施工からデザイン、外部工事をトータルで請け負う会社で、住宅から工場まで幅広く対応しています。 元々は、祖父が藁屋根の職人、父が板金業をしていて、私は3代目。34歳のときに株式会社化して

          地域で働く人の顔と仕事がつながる機会を。やりきった先に見えた、つくりたい地域の形【まちつくインタビューvol20.鈴木成人さん 】

          「葬送のフリーレン」から学ぶまちづくり_知ろうとすること

          2023年の大晦日 2023年の真岡まちづくりプロジェクト「まちつく」を振り返ろうと思っている、まちつく事務局の林です。こんばんは。 ですが、何かをしようとすると、違うことが気になるもので、今はYOASOBIの「勇者」が頭から離れず、リピートされています。そう、この曲は「葬送のフリーレン」(小学館、原作:山田鐘人、作画:アベツカサ)の主題歌。 YOASOBIの楽曲だけに、詞=物語になっているものの、そもそも「葬送のフリーレン」をご存知ない方には、なんのことやらですので、少

          「葬送のフリーレン」から学ぶまちづくり_知ろうとすること

          「普通ってなんだろう?」障害を個性に、ワクワクを作品に。【まちつくインタビューvol.19 飯山太陽さん】

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー!今回は、絵や立体などさまざまな手法で表現するアーティスト、飯山太陽さんにお話をお聞きしました。小学生の時に識字や短期記憶が苦手な障害があることがわかったという飯山さん。好きなことを仕事にするまでの道のりや、作品に込める思いを伺います。 イメージを細部まで、現実の作品に ―飯山さんのご活動について教えてください。 絵や立体作品、インスタレーションなどを通した表現をしています。テーマが明確にあるわけではなく、日

          「普通ってなんだろう?」障害を個性に、ワクワクを作品に。【まちつくインタビューvol.19 飯山太陽さん】

          作品から覗く豊かな世界。障害者が街の中にいる風景を当たり前に【まちつくインタビューvol18.荒木裕美子さん 】

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー!今回は、多機能型事業所そらまめの生活支援員、荒木裕美子さんにお話を伺います。 創作活動から見える豊かさ ―荒木さんのご活動を教えてください。 多機能型事業所「そらまめ」の生活支援員として、障害を持つ利用者さんをサポートしています。そらまめの事業は、一般就労が難しい方々が調理や接客、手作り品の制作・販売などをしている「そらまめ食堂」、日常生活をサポートする生活介護事業所「アトリエファーべ」の2つ。私はその中で

          作品から覗く豊かな世界。障害者が街の中にいる風景を当たり前に【まちつくインタビューvol18.荒木裕美子さん 】

          無駄を楽しむ遊び心をガレージブランドに。真岡駅前から提案する、もっと自由な登山の在り方。【まちつくインタビューvol.17 井上真さん】

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー! 今回は、県内外のハイカーたちに愛されるガレージブランド、Nruc(ヌルク)の井上真さんにお話を伺います。 山の楽しみ方を問いかけるガレージブランド、Nruc ―はじめに、井上さんのご活動について教えてください。 登山用具を扱うガレージブランド「Nruc」をつくって7年目になります。最初は自分一人で始めたブランドでしたが、今はスタッフが9人になり、役割分担して製縫や販売を行うようになりました。 2020

          無駄を楽しむ遊び心をガレージブランドに。真岡駅前から提案する、もっと自由な登山の在り方。【まちつくインタビューvol.17 井上真さん】

          ハンドメイドを続けて講師、イベント主宰者に。待っていてくれる人がいるから続けられる。【まちつくインタビューvol.16中畑恵さん】

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー! 今回は、カルチャースクール・雑貨店「Strawberry Drop」店主の中畑恵さん。紙で作るバラのアクセサリー「ロザフィ」や、紙バンドやPPバンドを使ったバッグ作りなど、多彩なハンドメイドの技術と資格を持っています。趣味が高じて自らイベントを主宰し、今では講師として市内外で講座を持つようになったそう。中畑さんがまちで活動を始めたきっかけとは?お話を伺います。 ゼロが100になるハンドメイドの面白さー中畑さ

          ハンドメイドを続けて講師、イベント主宰者に。待っていてくれる人がいるから続けられる。【まちつくインタビューvol.16中畑恵さん】

          メーカー勤務→自家焙煎珈琲店を起業。一杯のコーヒーからつくる、地域と繋がる豊かな暮らし。【まちつくインタビューvol.15 蒲谷英和さん】

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー! 今回は、自家焙煎珈琲店「真岡珈琲ソワカフェ」を営む蒲谷英和さん。ものづくりが好きでメーカーに入社し、技術者として働いてきましたが、50歳で一念発起。家族で自家焙煎珈琲店を始めました。蒲谷さんが珈琲店を始めた理由、そしてコーヒーを通してつくりたい未来とは? コーヒーはコミュニケーションツール―まず、蒲谷さんのご活動について教えてください。 コーヒー豆の自家焙煎と販売を行う、自家焙煎真岡珈琲ソワカフェを家族で

          メーカー勤務→自家焙煎珈琲店を起業。一杯のコーヒーからつくる、地域と繋がる豊かな暮らし。【まちつくインタビューvol.15 蒲谷英和さん】

          妊娠、出産、子育ての、孤立と不安に手を当てる。家庭環境の負の連鎖を断ち切るために。【まちつくインタビューvol.14増田卓哉さん】

          栃木県真岡市で、まちづくりに取り組む方々の想いを伺うインタビュー! 今回は、妊娠、出産、子育てを包括的に支援する「そらいろコアラ」共同代表理事の増田卓哉さんにお話を伺います。 相談窓口と支援拠点で妊娠、出産、子育てをサポート―増田さんのご活動について教えてください。 誰もが健康で、安全に、安心して生活できる社会の実現を目指すNPO法人、そらいろコアラの共同代表をしています。 そらいろコアラの具体的な活動は2つです。まず、妊娠、出産、子育てのあらゆる相談を受け付ける無料L

          妊娠、出産、子育ての、孤立と不安に手を当てる。家庭環境の負の連鎖を断ち切るために。【まちつくインタビューvol.14増田卓哉さん】

          「まちつく」はこうして始まった!真岡から考える、真に民主化したまちづくりのカタチ

          2021年に始まった、真岡まちづくりプロジェクト(通称まちつく)。高校生〜社会人の有志メンバーが、これまで活用されていなかった公共施設や緑地に賑わいを生み出すなど、まちに関わる人の「あんなこといいな」を形にする取り組みを進めています。2022年には第2期を募集し、高校生・大学生41人とサポートする大人メンバーで新たな社会実験を始めました。 様々なアイデアが生まれ、形になるまちつく。そんなプロジェクトを牽引してきたのがこの3人です。 真岡市総合政策部 プロジェクト推進課 複

          「まちつく」はこうして始まった!真岡から考える、真に民主化したまちづくりのカタチ