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2024/7/28のかげやま

モジユメ当日の私の話をしましょう。

私は大学生の頃、いわき明星大学(現在の医療創生大学)に通っておりいわきに住んでいました。
ただ実家は県内の三春町というところ。
現在はそちらに住んでおります。

いわきから車で1時間半くらい。
学生の頃とかは遠いと感じていた距離も、車を運転するようになるとそこまで苦ではありません。

……ただ、私は朝が大の苦手でございまして、この1時間半という時間がまあ惜しい!

という訳で当日朝、めざましの音で「もう少し寝かせろ」と訴える身体を無理やり起こして1日が始まりました。

起きさえすればこちらのものです。

準備をして車で向かいます。
道中のお供は推しのラジオ放送。今はスマホアプリで好きな時間に好きなだけ、違う地域のラジオだって聴ける時代。
なんて素敵!
そう考えると1時間半ってめちゃくちゃ有意義なんですよね。
オタクってほら、時間が足りないので。

そうこうしてるうちにモジユメ会場へ到着。
受講生の皆さんが来るまでに最終調整を済ませます。

午後のワークショップの準備、当日の動きの最終確認、私はモジユメ交流ひろば(受講生展示)も担当しておりましたので、そちらの確認も。
あとは、空いてるホワイトボードに『ゆっくりしていってね!!』って書いてました。気づいてくれたかな?
最近でもゆっくり解説は見かけるので、分かった人がいれば嬉しいです。



準備も終わる頃、受講生の皆さんが集まり始めます。

話が変わりますが、モジユメ交流ひろばは今年初めて導入された試みでした。

15周年という節目に、受講生の皆さんと講座を作っていきたいという思いからです。
そこで今回は自分の創作小説と好きな本を紹介してもらうことにしました。

今年初めての試みだったため、私は当日まで作品が集まるのかどうか不安で堪りませんでした。
初めての方も、何回も参加している方も様子を見てみようって思ったかと思います。

実際何人集まったかというと8名+特別参加2名!

感無量です。
1人も来なかったらどうしようと思っていましたから、想像以上に集まって嬉しい限りです。
しかもどれも力作揃い。

書いていただいた皆さんありがとうございました!
この場を借りてお礼を申し上げます。

当日、書いてきてくれた何人かと話す事ができましたが、みんな好きなものを紹介する時の熱がすごくて、楽しそうで、私も読みたいなあ!って気持ちになりました。
その顔を見れただけでも、今回の企画があって良かったなあと思います。


そして当日の私の主な仕事は、午後のワークショップです。
私は5班の担当になりました。

共通点探しは3ポイント。
まずまずのスタートです。
最初の質問で「きのこ派?たけのこ派?」が出てきたところに日本人を感じます(?)

感想会は宿題で書いてもらってきた物語の感想を書いてもらいました。
毎年のことだけど、受講生の皆さんが考えた物語がまあおもしろい!
読むのが楽しい時間です。

最後は目玉企画のワークショップ。
班で1つの物語を作ります。
感想会の時から思っていたけど、皆さん物語を考える引き出しがすごい!
スタッフとして手伝いをしなきゃと思ってましたけど、必要なかったです。
「こんな展開はどうかな?」「こういうのもありかな」なんて言い合ってたけど、
「そんな展開思いつく!?」の連続でわくわくしっぱなしでしたから。

結局、私の班は1つと半分の物語を作りました。
正直、時間が足りなかったなあ……!
2つ目の物語がめちゃくちゃ良いところで止まってしまったのが悔しい。
あの主人公どうなったんだろ〜〜!

普段物語を作るのは孤独な作業なんだけど、誰かと作る物語ってめちゃくちゃ楽しいって思えた時間でした!
あの場所で、あのメンバーでしか作れない物語だったから価値があるんだろうな。
参加した皆さんにも、そう思ってもらえてたのなら嬉しいです。


ワークショップも終わり、当日はあっという間に終わってしまいました。
楽しい時間は終わる時間も早いものです。

皆さんが帰る時、友達や今日知り合った人たちと楽しそうに話している姿を見ると
「よかったなあ」
って思います。 
物語を作るだけでなく、自分の物語を広げていくこともモジユメに参加した意義だと思います。
難しいことは考えず、楽しい時間だったと思ってもらえたのなら嬉しいです。



受講生の皆さんが帰ったら撤収作業。
終わったなあという実感とともに、一生懸命飾りつけた物を片付ける作業は物悲しさを感じます。
今年もやりきった!と思いながら1日が終わったのでした。


交流ひろばの感想カードを添えて


かげやまの1日、おしまい。

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