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「妄想と現実を代替するシステムSRxSI」が、第18回文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門 審査委員会推薦作品に選ばれました

第18回文化庁メディア芸術祭 エンターテイメント部門の審査委員会推薦作品に
「妄想と現実を代替するシステムSRxSI」を選んでいただけました!まさかの展開すぎる。。

去年の始めぐらいから、SR開発者の藤井直敬先生と脇坂崇平さん、喘ぐ大根の開発者でおなじみの渡井大己さんと制作していたコンテンツです。映像は、女優の藤崎ルキノさんにヤバい演技をかましていただきました。女神。。

実はこれまでもちょいちょいコンペには出していたのですが、
毎回いいところまで行くものの、最後の最後で「直接的にエロすぎて、賞をあげるにはちょっとリスクが…」みたいな感じでだめになることが多く、
がんばって作ったのにな、やっぱりエロに対する世間の風当たりは厳しいな…と方針転換しようと思ってました。まあ最後にだめもとで出してみようかな、とひっそり応募したらまさかのどんでん返し。
いろいろ性表現に関して辛酸なめてきましたが、このまま突き進もうと励まされました。
しかし、まさか文化庁が拾っていただけるとは。。関係者のみなさまの勇気に感謝です。

そもそも第14回で優秀賞を受賞した和田永さんに憧れて作品制作を始めたので、メ芸で選出されるのが自分の中のベンチマークでした。やっと時が巡ってきて嬉しいです。
三年間ぐらい会社員と作家の二重生活を繰り返して、お昼休みや退社後の時間を絞り出すようにしながら作品制作して、たまに何やってるんだろ自分って思うこともありましたが、それが形を伴って報われて良かったです。無駄にバタバタした日々も意味があったと思えました。
いつか大賞とれるようにがんばります。

今後とも、精進してまいりますので、何卒よろしくおねがいいたします…!

おまけ:今回の応募情報をさらしてみる

【応募概要】
「人と触れ合いたい」という願望は普遍的なものであり、単なる映像体験にはとどまらず、様々なゲームやVRやARを通じて様々な再現と実践が行われてきた。 しかし現状では、それらはあくまで第三者的・傍観者的な体験にすぎない。「実際の体験」だと認識してしまうほどのリアリティや当事者意識を持ちつつ対象とインタラクションできる手段は未だ開発されていない。 そこで、SR技術をプラットフォームとして用いた、妄想と現実を代替するシステム「SRxSI」を開発した。 SR技術は、予め記録し編集しておいた過去の出来事を、今まさに目の前で起きている現実であると被験者に信じさせることができるシステムである。 このSRシステム上の体験と、触覚や聴覚への刺激を同期させれば、体験者は非常に強いリアリティと興奮を味わうことができる。本作品では、美女が登場する扇情的な映像コンテンツとタッチデバイスを重ね合わせることにより、性的な情動を喚起する体験型コンテンツを作ることができた。 若年層~中年層の男性向けにテストを実施し好評価を得る事ができた(被験者アンケートで『非常に興奮した』が2割、『かなり興奮した』が8割)。

【作品紹介映像】

https://vimeo.com/80230775

私が現場でiPhoneで撮影した動画と写真を、海外出張中にホテルでiMovieで編集したやつです。
手作り感満載なので、いつか、ちゃんとした映像作家の方に作り直してほしいです。。(募集中!!!)


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