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【19】「何(what)を捨てたか」ではなく、「なぜ(why)捨てたか?」にフォーカスしよう

捨てトレアドバイザーのモワンヌみきです。

片付けとか、ミニマリストとか、「何をどれぐらい捨てたか」って、結構分かりやすくて、話題にもなりやすいんだけど、正直、私はそこはあんまり重要ではないと思っている。

それよりも、「今まで捨てられないと思っていたものを、なぜ?どのように?捨てると判断するに至ったか」が、重要。

なぜなら、「何を捨てたか」は単なる「結果」だから。その結果を真似ることはもちろんできる。

例えば、片付け雑誌を見て、「私もブランドのショッピングバッグを捨てる!」とか。でも、それだと、割りと短絡的な発想で、本当に自分のライフスタイルに合うものなのかどうかが分からない。捨てた後で、「あのとき勢いで捨てちゃって、後悔している、、、」ということにもなりかねない。

でも、「なぜ捨てたか?」という「捨てるに至った理由やその過程」を参考にすることは、様々な場面で応用がきいて、再現性が高い。だから、私はこれが重要だと思っている。

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例えば、「ブランドのショッピングバッグを捨てる」ひとつをとっても、人によって、実は理由は様々だったりして、

・よく使っていて、汚れてボロボロになったので、捨てた

・家族に捨てろと言われて、捨てた

・ショッピングバッグを入れているスペースがパンパンで、いれるところがなかったから、捨てた

・特定のショッピングバッグのデザインやサイズが、自分に合わない/使い道がないから、捨てた

・今までショッピングバッグをとりあえず集めていたけど、集めたところで、そもそもどれもほぼ使っていないことに気づいた

等々、、、結構いっぱいありますよね。まずは「なぜ捨てたか?」に着目することが大事。

次に、それらの理由を参考に、自分なりのライフスタイルに合う合わないを検討してみる。

例えば、

・よく使っていて、汚れてボロボロになったので、捨てた
→私にとって、捨てる程汚ないと判断する境界線ってどこかな?

・家族に捨てろと言われて、捨てた
→私も家族に「これ捨てたら?」と言われる場面はあるけど、モノによって捨てたり捨てなかったりするな。そのときの判断軸って、何かな?

・ショッピングバッグを入れているスペースがパンパンで、いれるところがなかったから、捨てた
→私だったら、ついつい新しい収納スペースを追加しちゃうかも?そもそも私のスペースにはどれぐらいの数を収納できているのだろうか?

・特定のショッピングバッグのデザインやサイズが、自分に合わない/使い道がないから、捨てた
→私の好きなデザインやサイズってどんなものかな?デザインが好きだけど、使い道ないものを、私は捨てられるかな?私が使う場面ってどんなときかな?

・今までショッピングバッグをとりあえず集めていたけど、集めたところで、そもそもどれもほぼ使っていないことに気づいた
→私もとりあえず集めてる!確かにほぼ使わないかも?!私ってそもそもどれぐらい、何個持っているっけ?どれぐらいのペースで増えてる/減っているっけ?

という具合。

そして、既にお気づきかもしれませんが、この「ショッピングバッグ」って例は、実は他の様々な例にも置き換えられちゃうんですよ。

例えば、「洋服や靴」「人からのプレゼント」「こどものおもちゃ」「趣味のグッズ」、、、等に!(是非、ひとつひとつの例を「ショッピングバッグ」と置きかえて、読み直してみて!多少ニュアンスが異なる部分もでてくるけど、ほとんど同じだということが体感できるはず)

このように一つの事例で、いくつかの視点で「捨てる理由」を考えることができれば、それを他の例(洋服等)にも、応用して考えることができるわけです。また、今後同じような場面になったとき、もしくは同じような場面にあう前に、自分で対応方法を判断できる再現性もあるということです。

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ということで、「他人の捨てる理由」を参考にすることで、「自分の捨てる理由」がどんどんシャープになってくる。そして、その「自分の捨てる理由」をさらに探究するのが、とっても大事!

それは、「なぜ捨てたか?」の自分なりの理由や葛藤と、ちゃんと向き合うことで、「自分で選んだ自己決定感」が高まるから。(自己決定感と幸福の関係については、こちらの過去の記事をどうぞ)

(実際に私も、「捨てる開眼」した4年前に、「自分が捨てたモノと、その理由」をブログに連日投稿していたのですが、「なぜ捨てたか?」を改めて立ち止まって、言語化していたことが、自分の「捨てる」を加速させてくれた要因の一つだったと、思っています。)

ある研究で「自己決定感が強いとき、人は失敗を成功の糧に変えられる」という結果があるのをご存知でしょうか?「なぜ捨てたか?」にフォーカスして、自分で「捨てる」を決めれば、その結果がどうであれ、次につなげることができるのです。

例えば、「このサイズは、使い道ないと思っていたけど、実際にはあったな。このサイズは残しておこう。でもそれ以外は捨ててよいな」とか、「しっかり吟味して残したもので、十分代用できるから問題ないな」とか、「今回は残念だけど、正直、今回はレアケース。今後も使う場面はなさそうだから、やっぱり捨て続けよう」とか。

ーーー

と、ここまで、『「何(what)を捨てたか」ではなく、「なぜ(why)捨てたか?」にフォーカスしよう』という話で、ショッピングバッグ等の分かりやすい事例でお話してきましたが、これは、いわゆるお片付けだけに限った話ではないのです!

「キャリア」や「子育て」や「健康」等の人生の様々な場面において、

他人の「結果、どうしたか?」ではなく、「なぜ、そうしたか?」を参考にすることが、

自分の自己決定感を高め、さらに成功に近づき、幸せになれる!

私は、そう信じています!

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「メディアやsnsを参考に、安易にモノを捨てて、後悔したことがある」「自分が納得してモノを捨てられるようになりたい」「自分の捨てる理由をもっと探究してみたい」と思う方、個別にアドバイスさせていただきます!是非、お気軽にご相談ください~!

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