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一生に一度(たぶん)

先日ここで書いたものだけど、

入手したグルーガンは何のため?の答えがこれです。

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いわゆる「プロムコサージュ」ってやつ。アメリカの高校では(映画でもよく見る)Promといわれる高校生のダンスナイトがあります。
で、一般のPromがどんなものか知らないけど、子供達の通う学校は少人数ってのもあって、男の子同士の仲良しグループ、女の子同士の仲良しグループ参加とか、「一人で参加も大歓迎!」ってやつで。

Winters(ウィンターズ、クリスマス前にやる)あるいは Winter Formal  ウィンターフォーマルと呼ばれるのは 女の子は短い(膝丈くらい)ドレスで、「女の子が男の子を誘う」会。
春(だったかな?忘れた・・・娘がいないと、いつなのか、なんと呼ばれるのかもわからない)のformalフォーマルは 女の子はイブニングドレス(床までの長さのドレス)で、「男の子が女の子を誘う」会。

誘った方がチケットからデート代から全部もちます。ひぇぇぇぇ。
で、誘われた方がこの「コサージュ」を準備する、だったかな?

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Youtubeには「prom wrist corsage」って検索すると、プロからアマから、いろんなひとの「こうやってつくるよー」のビデオがあります。

今回は息子が 姉の友達(うちは年子なんです)サミーに誘われて初ウィンターズ。もうそれを聞いて泣きましたね。

サミー、どうしてもっとまともな男の子を選ばないのっ 最終学年なのに!!!
(息子はおしゃれもしないし、女の子のための気遣いとか全くしない・・・・なぜとうちゃんそっくりになる?!)

サミーは娘のとても良い友達で、ハーフジャパニーズです(祖父母が日本人、お母さんは産まれてからずっとアメリカなので日本語は少し分かるけれど話せない、って言ってました)。娘・息子とは公文教室の友達で、かつ息子とはロボティクスチームのチームメイト。・・・いや、だからって、手近で勘違いしない子(かつ、娘を通して「断るな」と圧をかけることができる)とはいえ・・・

それで、コサージュくらいは可愛いのを作ろう!と思った訳です(っていうか、直前まで要らないって言ったのは息子なんだ。あの時点でオーダーできねぇよっ もっと早く言えよっ!!)

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出来上がったコサージュ、結構大きいので必死になって持ち運び用の空き箱、さがしたわーーー。とりあえずティッシュ(という飾りの薄紙)があってよかった。(上の箱は息子用のコサージュをいれてある。もともとは羊羹の箱ww)

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実はバラの花をつけたら、かなり重くなってしまって。そうなんです、生花は重い。で、もう1個念のためつくりました(材料余ってたし)

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バラを抜いてね。で、腕につけるためのブレスレットには もう片方のコサージュをつけてしまったので、別のを考えないと・・・ってわけで、これにも使ってる白いリボンが太めで可愛いので それをブレスレット代わりにすることにしました。手首にある程度固定されないといけないので、ベルクロつけようとちくちく・・・してるうちに

家のネコがマーガレットの花びら食べた!!!

仕方無く、小さい白バラを急遽補填。

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ま、ぱっと見、わかんないからいいや。
サミーにはどっちを使うか選んで貰って、もう片方は使わなくても誰かにつけて貰ってもいいし。

ちなみに、息子用のコサージュは、出来るだけシンプルに、でも一応ペアってわかるように作りました←ハハ、がんばった。

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ああ、サミーがうちの愛想のない息子をこれで許してくれるといいな・・・

とにかく・・・たぶん息子にとって(そしてコサージュを作るなんて私にとっても)一生に一度のこと。なんとか出来上がって良かったよ・・・

ちなみに、息子はすでに「こんなの二度と行かない」と断言してます。娘も男の子から誘われたりするんならいいんですけど、そういう子じゃないからなぁ。これまでも娘は仲良しグループに誘われて参加するほうでした。今日もなんだって。


クラフトショップの店員さんに(作り方とか必要なモノ聞いたので)

「あらーーー!もうすっごく楽しいわよ☆ 良いわね!」

って言われたけど・・・作るのは楽しくても、愛想の無い息子を誘ってくれた心優しい女の子のことを気遣うのに、かーちゃんは疲れたぞ。


とりあえず、娘に「ハハの手作りコサージュを、二人の写真とるついでに撮ってきて!」とは言っています。自分のための宝物にしよう。笑

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ね、手芸に疎くてもなんとかなるもんだよねww

サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。