アイスランド旅行記(1)
そろそろ海外旅行にまた行けそうだね、そんな話をし始めたのが2022年9月。春休みなら子供達も行けるのでは?と、いくつか候補を挙げる中で、一週間という時間が比較的うまくハマりそうな場所としてアイスランドが有力候補に。
ヨーロッパで戦争の影響が大きい時期だった、というのもあって、そこも避けて。。。。
やっぱり行くとなったら どんな国なのか、歴史的背景や見どころなんかを押さえておきたい。
出発前に椎名誠の「アイスランド 絶景と幸福の国へ」から山室静著「サガとエッダの世界 アイスランドの歴史と文化」、マンガ(「ヴィンランド・サガ」や「北北西に曇と往け」「緋色い剣」)や「いって見てきたよ本」「旅行案内本」(笑)などなどを斜め読みして、その歴史やオーディン神話との関連、ヴァイキングの歴史などとのつながりがあるのだなぁという感触だけ得た。
へぇ。(いまさら 笑)
行ったあとで、の感触なんだけれど、一次産業は昔ながらの感じ(もちろん野菜を温室栽培する、とかはあるが)で観光業で外資を得て必要なものを輸入している、という感じ。ああ、物価・・・とくに食料品に関する物価は高い。ビックリするほど高い。
だけど、地熱発電と地熱からの温水を都市部に提供することで暖房までまかなわれること、水資源が豊かなこと、などで生活のインフラにかかる費用がとても低いらしい。北欧諸国と繋がりが強いためもあろうか、社会保障もしっかりしていて、トータルでは「住みにくいってことはないのでは?」な感じだった。
本当に「見渡す限り何も無い」という土地が多い。この土壌がヴァイキングを生んだとも言えるのかも。
◈
我が家は子供達がアメリカ大陸の西の端、東のカナダ近くとに住んでいるので、全員が合流するのはアイスランドのケフラビーク空港。
最初はシアトルでまず、西海岸に住む娘と合流。
ちなみに、アイスランドエアーという多分国営?の飛行機で飛ぶ。機内食は24時間前までにオンラインでオーダーしておく仕組みなので、乗ったら全員サーブされるわけじゃない。
シアトル発もJFK発も午後出発で、ケプラヴィーク(KEF)空港には早朝6時すぎに到着予定なので、機内食が実質「夕ご飯」になる。私達はThree meal pack(2023年3月でUS$24)をオーダーしておいた。
行きのThree mealにはモッツァレラチーズ入りのサラダ、ミートラザニア、そしてティラミス。どれも美味しかった。幸せ。
時々映画を見たり、あとはひたすら眠ったりで7時間、ケプラヴィークに到着。
がっ!!!
なんと空港ビルまでバス移動、その時の気温-12℃・・・タラップをおりてバスに乗るまで、いきなりの試練。疲れているところの寒さ(風も強かった(T_T))で心折れかける。
パスポートコントロールの前に東海岸からの息子と合流。。。したかったのだけれど、JFK便が遅れたらしく、先にレンタカーを受け取って空港の息子を拾いにいく。
もうここまでで結構疲れている私達・・・いや頑張れ、まずは朝イチで「温泉」の予約が取ってあるから。
ということで続きます。
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