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ランミンヨウルで出張モイ。

フィンランドと縁の深い作家さんたちが、毎年この時期に谷中のギャラリーTENで開催しているグループ展「Lämmin Joulu」「あたたかいクリスマス」というそのタイトルどおり、ぬくもりの感じられる手作りのアクセサリーや小物が所狭しと並んで目を楽しませてくれます。

11回目を迎える今回は、新たに参加する作家さんも増え、ワークショップなどもこれまで以上に充実していました。

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これまでmoiもトークイベントなどを通じて何度かこの「ランミンヨウル」にゲストとして参加させていただいておりましたが、今回は「ランミンヨウル」展の最終日となる12月8日(日)に

Moiのピックヨウル

と題してがっつり丸一日の出張イベントを開催させていただきました。この日のために特製のmoi看板をハラーダーが作ってくれました。天才!

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当日は、カフェモイのおなじみのメニューとして「フィンランド風シナモンロール」、そして谷保のWillcafeさんによる「ヴィクトリアンケーキ」も販売しました。なかには、わざわざ買いにきてくださった方も。とても嬉しかったです。

また、「あたたかな時間を」という切り口から予約制のお話し会も開催しました。こちらは、1時間ずつ3回に分けて計12名の方々がご参加くださいました。せっかくなので、シナモンロール、ヴィクトリアンケーキに加えコーヒーもふるまいました。コーヒーは、カリタのウェーブドリッパーで特別に目の前でドリップ。ゆかさんのインスタよりドリップ中の写真を拝借。

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初対面の方々とひとつのテーブルで…… って誰しも最初は緊張すると思うのです。でも、こんな風に目の前でドリップするとそれがひとまず共通のトピックになるためイベントのスターターとしてはなかなか有能なんですよね。

ところで、カフェの会話ってなんでしょう?

思うにそれは、高いでも低いでもなく、毒にも薬にもならない意識ゆるめな会話のことではないでしょうか。それを、正解のない会話と言ってもいい。功利性、合理性、コストパフォーマンスばかりが幅を利かせるこの世の中に、しばしそういう「時間」を持つことこそが実はとっても大事なのです。近ごろ流行りのサウナカルチャーでいうところの「ととのう」もまさにそれじゃないですか。

ガチガチにコリ固まった世界にプスプス空気穴を開けたくてMoiは「喫茶ひとりじかん」を始めたのですが、今回の「お話し会」もそんなひとつ。それはきっと「ランミンヨウル」のコンセプトとも遠くないはず。

当日ご参加くださったふくはらゆうこさんが、そうそう、それですそれ!! という感想をnoteの記事にアップしてくださっていました。

ほかにも、「初対面の方とお話するのは、ドキドキしましたが、北欧好きな方ってどこかしら似てるところがあるのかもしれませんね」との声をいただきました。小一時間みんなで笑ったり、頷きあったり、そんな「時間」を少しずつ積み重ねてゆくような機会をつくっていきたいと思います。今回参加できなかった方も、ぜひ次回どこかでお目にかかりましょう!

というわけで、当日の写真は有料部分で公開させていただきます(写真はすべてハラーダー撮影)。

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