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今から、もぐら会の新しいメンバーを募集します。

こんにちは。もぐら会主宰の紫原明子です。
本日5月1日より、これまで定員となっていたもぐら会の【話すこと・聞くこと】コースを40名増枠します。こちらのコースでは毎月1回、zoomで行うオンラインお話会に参加できるほか、もぐら会のFacebookコミュニティに参加し、もぐら会の中で開催されるさまざまなイベントに参加できるコースです。

もぐら会〜話して、聞いて、書いて、自分を掘り出す〜【もぐら会】は、他者との会話を通して、自分と世界とを“自分自身で”掘り深めていくための集まりです。長い人生をより心豊かに、community.camp-fire.jp


昨年6月にスタートしたもぐら会は、当初”オフラインサロン”として、実際に会って話すことを重視する集まりでした。話すと言っても、もぐら会のお話会は単に雑談をするのでなく、20名ほどが集まって、一人ずつ順番に、その日の体調と、その時感じていること、1ヶ月の間に起きたできごとなどを話していきます。うまく話をする必要はなく、笑いをとったりする必要もなく、むしろどんなにぎこちなくとも、その時の思いを正直に話せば話すほど聞く人の心に届きます。こうして話す人は、そこにいる全員の胸を借りて、自分の中にある言葉を探していきます。また聞く側も、誰かの話に意見をしたり、感想を述べたりするということはその場ではせず、ただ聞くだけです。もぐら会で出会わなければ、出会うはずのなかった誰かの人生を、ただ黙って定点観測し続ける。お話会ではこういうことを行います。そんなの面白いの? と疑問に思う人もいるかもしれないけど、不思議なことに物凄く面白いんです。不思議なことに、自分はこういうことを考えていたんだ、と話しながらあたかも今気がついたときょとんとする人がいます。こんなつもりではなかったのにと驚きながら涙を流す人もいます。毎月、熱心に自分の虫歯の治療の進行状況を報告してくれる人もいます。

ある人はこのお話会を、”心の拡張が起きる場所”と表現しました。
またある人は”みんなのお話が「生」で、だから面白い”と言いました。

とれたて新鮮な誰かの心を目撃する。なおかつ思いがけない自分の心を直視させられる。そんな不思議なお話会を、私達は毎月1回、東京渋谷のcampfireのイベントスペースに集まってやっていたわけですが、ご存知のとおり昨今の事情により、2020年3月頃から、実際に会ってお話をするという、それまで何も特別ではなかったことが急に難しくなってしまいました。当初は、いつか事態が終息することを待つつもりでいましたが、どうもこの状況は長期化しそうな気配が漂い始めました。また外出自粛の長引く中で、例えば地元を離れて一人暮らしをしている子たちや、小さい子を抱えた親御さんたちなど、それぞれが少しずつストレスを貯めて、苦しくなっている様子も見受けられました。こういうときこそ、やっぱりお話会が必要だろう、ということで、もぐら会では4月よりオンラインでのお話会を始めました。

5月以降も、お話会は当面オンラインで行います。大きな方針転換ではありますが、残念なことばかりではありません。オンラインでの開催としたことによって、必ずしも東京渋谷にアクセス可能でない方も、もぐら会に参加していただけるようになりました。ですので今回の増枠は世界中の人が対象です。

コロナ以降、もぐら会ではメンバー同士が自宅にいながらなんとか孤独に陥らず、人間らしい生活を維持するためのいろんな試みが行われています。
毎日朝と昼の2回、決まった時間にzoomをつないで行うオンラインラジオ体操。もぐら会のメンバーの子供達と有志の大人たちとがzoomをつないでゆるく遊ぶオンライン幼稚園「もぐら園」。自他ともに厳しい状況の中だからこそ、自分以外の困った誰かの力になりたいと考える人が沢山いる、温かいもぐら会です。安心できる人との繋がりが欲しい方、自分の生き方を見直してみたい方。ぜひ、もぐら会でお待ちしています。




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