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初めてのフィギュア作成を試みる(その2)

前回までのあらすじ


 人型ロボットのオリジナルキャラクターのフィギュアを作りたいと思ったので、とりあえず素材くんを土台に選んで、手始めに穴を空けたりパテで埋めたりした。

前回記事『初めてのフィギュア作成を試みる(その1)』

現状

 素材くんの改造を始めてから二週間経過しました。あれからあーでもないこーでもないと弄り回しながら試行錯誤しまして、結果と要点をまとめますと、

  これが前回記事の直後の状態で↓

before(2週間前)

 今こうなってます↓

after(現在)

 お前、変わっちまったな……

改造内容

 具体的に何をやったか解説します。

腕と脚を自作

 まず、最初はもとの手足のまま可動域を広げられないかと腕や脚、パンツの肉を削いでパーツが干渉しあう部分を徐々に減らしていったんですが、過酷なダイエットの割には大して変わらず。

胡坐をかけるところまではいったがこれが限界

 どうしたものかとイエローサブマリンで工具を買うついでに素材ちゃんコーナー見たら、関節の拡張パーツ見つけて方針転換。

ホビーベース 『関節技 ディスクジョイント』

 このディスクジョイントとプラパイプ5mm(内径3mm)で手足の骨組みを作りました。ジョイントの直径が2.9mmでそのままだと接続が緩いので、瞬間接着剤で塗膜を作って締りを調節するのが手間でした。

二の腕や太ももにはさらにプラパイプの8mm(内径5mm)を通して肉付けしている。

 これによって自由自在な可動域を確保。とはいえここから装甲を足してディティールアップしていくと干渉が増えて狭まると思いますが、叩き台としては十分でしょう。

 素材くん本来の手足は、ジョイントの軸径がプラパイプより1mm以上も細くて取り付けられなかったり、パーツそのものが小さすぎて切断掘削したらぶっ壊れたりしたので、コトブキヤのカスタマイズパーツやイエローサブマリンでバラ売りされてるガンプラから新たに代替パーツを調達予定。

顔の土台作り

 ロボットっぽい頭部を作るため、顔の眼孔をパテで埋めた後、さらにエポキシパテを盛り付けました。これをヤスリで整えてサイバーゴーグルを取り付け、ガンダムのジムやバーチャロンのテムジンみたいな顔を作りたいと考えてます。

ピーエムオフィスエー 『PLUM MODELING SUPPLY メガネ・アクセサリーII』

胴体の装甲化

 前述の写真群みればわかると思うので別個には写真撮りませんでしたが、パテで凹凸を埋めて均した胴体にプラ板を巻いて接着し、鉄人28号やマジンガーZみたいな曲面のある装甲ボディを作ろうとしてます。

 工程としてはヘソ正面を圧着→脇腹を左右から圧着と段階的に進めて、記事書いてる現在は背面にあけた3mm穴を埋めないように気を付けながら背中を圧着してます。

 胸部はプラ板接着したただけじゃうまくいかなかったので、まずエポキシパテで盛り付けた方が良いかな……

腰部の骨組み作成

 前述のディスクジョイントの他、素材ちゃん用も含めて関節パーツをいくつか買ったら、「ランナーも部品にできます!」とアピールしてました。

 なのでこれを股間ジョイントの芯にしてパテとプラ板を重ね、腰部パーツの基礎を作ってます。まだ予備があるから一つ二つ失敗しても構わない。

自作した股間の骨組みを逆さで乾燥中(左)
軍手で作業したせいか、接着剤で融解中に糸引いたか、毛羽立ってしまった

 背中に作って撮影時に大活躍している、フィギュアスタンド取り付け用の3mm穴が股間にも欲しいので、どうやって穴を設けるかも模索中。盛り付けた後にピンバイスで掘るか、手足と同じプラパイプを先に埋め込むか……

今後の予定

・胸部にも装甲をつけるのと、30MM等を参考に背部にバックパックを付け替えできるようにする
・腰部パーツの基礎を完成させる(股間に3mm穴付けたい)
・新しい手足パーツを調達する
・むき出しのディスク関節を機械っぽく装飾する方法を考える(肩パッドで覆う等)
・その他何か思いついたらやる

 作ってる最中は「ここをこうして、あそこはああして」と夢中なので、記事に書き起こす段になると「ここをこうした(報告)」と「あそこをああしたい(予定)」を列記する以外思い浮かばなかったです。要点は押さえたはずですが、わかりやすければいいな。

 今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。また進捗があれば続報を出すと思います。

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