コオロギ給食の可能性
◉昆虫食は、それこそ自分が小学生の頃から、食糧難の切り札と言われます。自分も、栄養価の高さとか、成長速度の速さとか、場所やスペースの効率の良さなど、高く評価しますけれど。なかなか普及しないのは、やはり見た目の問題なのでしょうね。昆虫食自体はイナゴとかハチの子、ザザムシなどそれなりにあるので、やっぱり慣れの問題が大きいのでしょうけれど。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、コオロギのイラストです。昆虫嫌いな人もいますので、こういうかわいいイラストがあると助かります。
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コオロギ、鳴き声が美しく、闘鶏ならぬ闘虫にも使われ、食料にもなる。万能ですね! あとはこれを、それこそ一旦すりつぶして様子をだけ取り出して、それを食品に添加する方がいいでしょうね。特に昆虫食の場合は、タンパク質が豊富な部分がありますし。同じ分量のタンパク質を得る場合は、牛に草を食わせて肉にするより、昆虫の方がはるかに効率が良いというのは、昔から指摘される部分ですからね。効率がいい。
そもそも、昆虫の不気味さと言っても。エビだって、しげしげと見ると、かなぁ〜り不気味なフォルムをしていませんか? でも甲殻類は人類の歴史の中で、重要なタンパク源として食べられ続けてきましたから。それはタコやイカなどの頭足類もそうですね。外国ではタコは、デビルフィッシュと忌み嫌うところもあります。なまこだって、内陸国の人間から見たら「よく日本人は、あんなもの食べるな……」と思うでしょう。
なので重要なのは、今週から一度タンパク質や脂質、あるいは微量成分などを分離して粉末化、それを摂取する形になるのがいいのでしょうね。ちなみに、九州南部では蜂の子を食べる風習があり、宮崎県や鹿児島県、熊本県などではかなり食べます。スズメバチの幼虫の栄養価の高さや、幼虫が分泌する液はバランス栄養食としても言及されてたりします。そういう意味でも、昆虫食の研究はもっともっと広がる可能性があると思っています。
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