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noteでよかったこと

◉お題として  #noteでよかったこと  があったので、執筆しますね。6年前に登録してほぼ2年間は放置していたnote。以降も月1ぐらいしか更新もしていなかったのですが、今年は意外に活用しています。Twitterをロックされたのが12月3日ですが、それ以前から頻繁に更新し始めていましたから。理由は、TwitterやFacebookとは異なる部分。それは〝流されない〟と〝蓄積が活きる〟という2点。

■旬が短いTwitterやFacebook■

Twitterは140文字の短文で、重すぎないのが良いです。140文字では書ける内容に限界がありますからね。一期一会というか、とんでもない金言に出会える場であり、拡散力も大きいです。でも、お手軽なぶん、せっかくの金言や名言や面白いネタも短期間で消費され、流れていくメディアでもあるわけで。残そうと思ったら、モーメントやら手法はありますが、Togetterなどが必要ですから。

自分は当初、noteはTogetter代わりに使えるなと思い、利用していました。Twitterで連続ツイートしたモノをまとめて、加筆修正して、公開。Togetterは編集の自由度が低いですし、あくまでもまとめ用ですから。過去のツイートの誤字脱字は直せない。その点で、noteは編集が楽。装飾はまだまだ物足りないですが、カラーでギトギトになっても読みづらいですしね。ところが、使ってみて意外な効能に気付きました。

■息が長いnoteのコンテンツ■

そうやってまとめた過去記事が、何年にも渡って地味に読まれること。Twitterはもちろん、Facebookもpixivも、常に更新することが求められる側面があるのですが。noteは関連性のある記事がオススメに出たり、過去の人気記事を表示するためか、3年ぐらい前の記事でも地味に読まれ、有料記事でも購入されることがチョイチョイあるんですよね。額は大したことないですが。

つまり、ある程度の読みごたえのある内容だと、息の長いコンテンツとして、読まれるということ。同じ分量の長い文章を書いても、Facebookだとやはり一過性の消費で終わり。pixivは人気のイラストや小説を、過去のイイネの傾向から薦めてきますが、アレに近いですかね。ただnoteの方が、そこはオススメされる記事が的確なような。記事選定のアルゴリズムが優秀なのかな?

■今後の課題と問題点■

もちろん、問題点もnoteにはあります。タイトルに惹かれて読んだら、タイトルだけの出オチみたいな記事もけっこうあります。タイトルが挑発的だったり、特定の読者を狙った内容でイイネの数を集めて、それが更なる閲覧を生むという、そういう循環を狙った記事がたまに見受けられるのです。複数人のグループによる、そういう相互ヨイショを促す部分が、noteには必然的にあるわけで。

確証はないですが、そういうステルス・マーケティングを疑わせる記事も幾つか見かけています。自分で宣伝するより「○○さんのこの有料記事で、目から鱗でした!」的な。その人のフォロワー数や記事の内容から、そんなにイイネを貰えるモノとは思えないのに。外部からのイイネを100人単位でもらえれば、容易にそういう工作ができちゃうので、ステマ対策は今後の課題でしょう。

■もっと分析機能の充実を■

あと、もうちょっと充実させて欲しいのは、アクセスの分析能力ですかね。どのルートで、どのワードで、その記事に辿り着いたのか? noteユーザーと非noteユーザーとの割合とか、もっと細かく分析できると、ビジネスとして使えるでしょうね。自分はこう見えても、実はユーザーの傾向とかキッチリ分析するタイプですから。ただ、そのデータをどう活用するかは、自分なりのやり方があります。

自分の記事だと、有料記事を購入した人の年齢層とか、男女比とか、読んだ上での満足度とか、細かく知りたいですけどね。実際に金出したユーザーの心理は知りたいので。どうやら、心理的な壁として、100円と300円との間には、かなりの差があるようですが。売れる生地を目指す人には、そこら辺のビッグデータとか、逆にnoteが有料記事として販売したら、かなりの売上になりそうですけどね。

プレミア会員には、そういう分析でのデータとかも付くなら、お得感は出ますが。実際に、noteである程度の売上を出してる人とかのデータとかも、売りに出したら欲しがる人は多いでしょう。そういうデータなら、1万円でも欲しい人は欲しいでしょう。なにやら、ゴールドラッシュで儲けたのは金を掘り当てた人ではなく、ツルハシを売りつけた人という話みたいになってきますが。今後はそういうnote詐欺師が出てきそう。

■今後はnoteをどう使うか?■

自分のような物書きには、思った以上に相性が良いですね。これは漫画や小説も然り。Twitterで100万インプレッションをもらっても、Instagramで10万フォロワーが付いても、その中で100円を払ってくれる人はどれぐらいいるか。その点では、noteは質の良いユーザーがいるので、そこが最大の武器でしょう。数では多いAndroidユーザーより、iPhoneユーザーの方が金離れが良いように。質って大事。

そこに訴求できるかが、問われる訳で。これは100円で売れる内容か、1000円で売れる内容か、見極めが大事。自分は、来年は一日一回以上の更新と、有料記事は週に1回ぐらいにして、Twitterから軸足を移そうと思っています。Twitter自体が足の引っ張り合いになってるし、アホなアルゴリズムでいつロックされるか、わからなくなってるので。noteもTwitter化する危険性は孕んでいますが。

どっとはらい

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