都知事選:蓮舫候補に逆風?
◉東京都知事選挙も終盤、今週末には結果が出るのですが。ここに来て、齋藤蓮舫候補の苦戦が、伝えられています。まぁ、当然と言えば当然で。典型的な批判だけしかできない野党議員で、実績らしい実績もなく。噛みつきガメよろしくアッチコッチに敵を作り、内輪受けばかりの言動。政策も公約も具体性に欠け、目標値も設定しない逃げの姿勢。肝心の無党派層もそっぽを向いてしまい、当選どころか2位も危ういのではと言う予想も出てきました。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■嫌われる蓮舫候補■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。元々がタレント議員で、知名度だけはありましたが、逆に言えばそれだけ。立憲民主党でも菅直人議員や辻元清美議員と同じで、若手の議員からは嫌われているようです。立憲民主党の若手は、中道左派や中道右派ぐらいの立ち位置が多く、隠れ共産党員のような議員の推す野党共闘には、懐疑的なようで。共産党の全面的な支援を受けた(ように見える)蓮舫候補には、苦々しい思いも。支持母体である連合も、支持していませんしね。
立憲民主党の一部には、隠れ共産主義者とでも呼ぶべき、共産党幻想を持っている一群がいるようで。そういう幻想を打ち破るためには、蓮舫候補が惨敗する必要あります。そのためには、最低でも3位が必要。2位じゃダメなんです。そして、マスコミが泡沫候補扱いして無視した、ひまそらあかね候補が、どこまで蓮舫パイセンに肉薄できるか。左派のハッシュタグ祭りを皮肉るならば、
#蓮舫じゃなければ誰でもいい
ってのが都知事選のポイントです。
■都知事選は試金石■
現職の小池候補有利は、動かないです。やはり海千山千の政治家で、選挙戦略なども蓮舫候補より、何枚も上です。というか蓮舫候補、前川喜平氏とか、無能な味方が多すぎます。足を引っ張り隊です、あれでは。そうでなくても無駄に攻撃的な連中が、勝手連をやっているのですから。疑惑の石丸候補も、ネットへの資金投入のサンプルとして重要。昭和の自民党のような戦法が、どこまで通用するのか? そして蓮舫パイセンは、共産党と組むことの意味を測る意味で、とてもとても重要。都知事選は別の意味で重要です。
そもそも共産党は、野党共闘による選挙協力で、過去にも独自候補を取り下げて恩を売っておいて、最終的には社会党を泡沫政党に転落させる、軒を貸して母屋を則る手法を駆使していますからね。今回はある意味で、共産党の組織票がどこまであるか、数値化する面もあるでしょう。蓮舫候補も、その数字によっては都知事選に敗北しても衆議院に鞍替え、みたいな安易な発想が通用しなくなる危険性も。参議院ならば知名度で勝てても、都知事選や衆議院選挙では、女性有権者に嫌われているという、現実が露呈するかもしれません。
■サイレント福の神■
関係ないですが、ひまそらあかね候補の支持を表明したところ、威力業務妨害まがいの嫌がらせをドッカンドッカンやられた岩下の新生姜の売り上げが、ドカンと上がっているようです。当初は倍増という話だったのですが、なんと3倍増。吉祥寺米騒動のときと同じですね。あの人たちは、学習しないなぁ……。そりゃあ、貧乏神が攻撃すれば、サイレントマジョリティは援護に回るでしょう。福の神とは、サイレントマジョリティの別名ですから。都知事選の行方は解らないですけれど、ひまそらあかね候補のアンチが思う以上に、サイレント・マジョリティは岩下の新生姜社長を支持している、と。
マスコミは、ひまそらあかね候補の名前を極力出さないように努めているようですが、無党派層の票がかなり流れているかもしれません。インターネットを中心とした選挙戦術が、どこまで有効なのか? 旧メディアは、未だに自分たちの影響力を過信していますが。蓋を開けてみたら、田母神俊雄候補の前回の得票61万票に肉薄する可能性があるのか? 20万票にも届かず、コップの中の嵐に終わるのか? いろんな部分が観測できる選挙になるのは間違いないでしょう。
蓮舫候補の得票が伸び悩んだら、ひとつの結論は出るかな?
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