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韓国の不穏な動き

◉韓国の前国防相が逮捕されました。漂流して北朝鮮に流れ着いた漁船の乗務員が、北朝鮮の兵士によって射殺され、ガソリンで焼かれたという事件。ところが韓国側はこの事件を、乗務員が北朝鮮に亡命しようとしたと、訳のわからんことを言い出したのです。亡命したから、自国民ではなく、従って北朝鮮を非難すべき事案では無いと。北朝鮮との関係悪化を恐れた、隠蔽だというのは当初から指摘されていました。

【韓国 前国防相を逮捕 乗組員が北朝鮮軍に射殺された事件めぐり】NHKニュース

韓国の検察は、おととし韓国の漁業指導船の乗組員が北朝鮮軍に射殺された事件をめぐって、当時のムン・ジェイン(文在寅)政権の国防相らが機密文書の隠蔽を指示していたなどとして、職権乱用などの疑いで逮捕しました。韓国メディアは、当時の政権のほかの幹部にも捜査が及ぶという見通しを伝えています。

この事件は、おととし9月、朝鮮半島西側の黄海で、韓国海洋水産省に所属する漁業指導船の乗組員が北朝鮮軍に射殺されたものです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221022/k10013867101000.html

ヘッダーなnoteのフォトギャラリーより、朝鮮王朝の宮殿・景福宮の写真です。

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■本命は文在寅前大統領?■

日本でもかつて、演出家の杉本良吉と恋人で女優の岡田嘉子が、ソビエト連邦に亡命したことがありました。それも平等と正義の国と思い込んだ上での逃避行でした。しかし、スパイを疑われて拷問を受け、杉本が処刑(銃殺刑)されるという事件が起こりました。日本から亡命したのですから、その扱いに関しては微妙なところはありましたが。韓国もこの理屈だったのでしょうね。この事件自体は、むしろ予兆。検察の本命は、文在寅大統領でしょう。

こんな無茶苦茶な理屈と隠蔽は、絶対的な権力を持つ大統領府からの指示なしでは、まずできないでしょうから。文在寅大統領は、元々学生運動家で朴正煕政権や全斗煥政権と対立してきた左翼。故郷は北朝鮮地域で、叔母が住んでいます。北朝鮮シンパで、金正恩世襲三代目将軍様との平和ポーズの茶番で、政治の師匠である金大中元大統領のようにノーベル平和賞をもらって、大統領退任後の逮捕起訴有罪収監の伝統から、逃れたかったのでしょう。

■他にも疑惑がボロボロ■

この件に関しては、北朝鮮ウォッチャーとしては三本の指に入る、鈴置高史氏が、上念司氏のYouTube動画『ニュースの虎側』にゲスト出演し、かなり突っ込んだ背景解説をされています。武藤正敏元駐韓全権大使と、牧野愛博朝日新聞記者と並んで、情報の幅広さ・深さ・精度で日本トップクラスの方だけあって、一般の新聞やテレビでは出てこないようなディープな情報が出るわ出るわ。

詳しくは、リンクした動画を見ていただくとして。韓国が意固地になって反論した、火器管制レーダー照射事件の背景についても、驚くべき情報が出ています。一部には噂があったのですが、鈴置高史氏に解説されると、事件の前後関係や背景が、ものすごォ〜くクリアになりますね。これは、文在寅大統領の逮捕起訴有罪収監まで、有り得そうです。なお、内容の判断は自己責任でお願いします。

■手土産か罠か?■

鈴置氏の解説では、尹錫悦新大統領の倒したい本命は、文在寅前大統領よりも、大統領選挙を争った革新系候補の李在明議員とのこと。韓国では大統領は一期5年のみで、再選できないという法律がありますから。5年後の大統領選挙で、保守系の候補にとって李在明氏は、目の上のたんこぶと言うか、最大の障害になるでしょうから。ただ、前国防相を逮捕というのは、日本にとっても火器管制レーダー照射事件の絡みで、動きがあるかもしれません。

括弧付きの「徴用工」問題で、前国防相から文在寅前大統領による指示があったことを引き出せれば、政敵の逮捕に加えて日本への手土産にはなります。とはいえ韓国は相変わらず、賠償金を一旦肩代わりし、でも日本の企業から寄付という形で得ようと、せこい工作を仕掛けてきていますから。絶対相手にしないことでしょうね。ウォン安で再び通貨危機の可能性がある韓国が、日韓基本条約で解決済みを確認するまでは、放置でいいでしょう。

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