《記録》コロナの影響が出始めた記録

今日は2020年2月23日。いよいよ僕の仕事にもコロナウイルスの影響が出始めたので、これはその記録。
僕は今静岡と佐賀を2週間ごとに移動し暮らしている。佐賀では家族と暮らし、静岡では部屋を借り整体業とイベント業をやっている。
整体は2002年から運営していて、数年前からは看板も出さない完全紹介制＆完全予約制のスタイル。イベント業は小さなカフェから商店街、商業施設まで、様々な規模での音楽やハンドメイドのイベントを。

コロナが中国から世界へ飛び火し始める頃から僕は健康面もそうだけど、仕事面への影響も不安に感じていた。イベントはもちろん今、開催/延期/中止、しっかりとした判断をすべく、裏では全力で動いている。

整体においては、あと数日で2月静岡施術期間が終わるので、影響が出るなら3月4月だろうな、と想定。
2月静岡施術はこの運営スタイルになってから一番施術予約が多く、だからこそ、静岡入りする際の新幹線移動でもマスクを絶対外さず、静岡入りしてからも手洗いうがい、人混みの場所には行かないなど、かなり徹底し、良い状態をキープしようと勤めた。

そんな“良い状態”な整体業に、予想よりも早く、今日の時点で出てしまったコロナの影響。60代＆90代の親子でいつも施術を受けてくれている方たちがいて、その娘さんから涙声で電話が。「ごめんなさい、母がテレビでコロナの事をテレビで観ていたら『新幹線に乗ってきた人の施術は受けたくない』と言い出して。説得したんだけど聞き入れてもらえなくて…本当にごめんなさい、予約2人ともキャンセルさせてください」と。

数日後の予約と3月の予約、どちらもキャンセル。新幹線に乗ったというだけで施術が無くなるのか、と少しは驚いたけれど「だよなぁ、不安に感じたことからは離れた方がいいよなぁ」と納得する自分がいた。
実際1月末に静岡から佐賀へ戻った時、佐賀でも何人かから「新幹線大丈夫だった？」と声をかけられたし、その声をかけてくれた人たちは話す時になんだかいつもより距離をとっている感はあったし、やっぱり不安に感じたことから離れるのは大事な身を守るすべだよな、と思う。

そんなふうにキャンセルも理解できるからこそ、今後、いよいよ国内でもパンデミックした時に仕事は、暮らしは、いったいどうなるのだろうと恐怖に思う。そうなる前にできる限り臨機応変に対応できるよう備えなければ。そうならないように、できる限り手洗いうがいを怠らず、元気な身体でいなければ。

以上、2020年2月23日の記録。皆さん、お身体にはどうぞ気をつけて。

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