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いろいろ書いてるけど、つまり私は人に会いたい。

私は他人の価値観に触れていないと生きていけない。


他人は鏡だ。
鏡がなければ自分の姿を映すことができず、簡単に自分を見失う。


「社会」を構成するための最低必要人数は2人なんだそうだ。
そして、人は社会の中で自己を見出していく。

人間は社会性を持つ生きもの、と言うけれど、そう呼ぶにふさわしい「社会性」が私にも備わっていると言って差し支えないのだろう。


疎ましい。そう思ってしまうほど、人に飢えている。



確固たる自分、なんてものはないな、と自分を見失う度に感じる。


誰かと比べて卑下することこそなくなったけれど、最も近くにあるがゆえに鏡に映さなければ目視すらできないことには変わらない。


私が私の輪郭を得続けるために、いつでも誰かを必要としている。

ちょっと献血みたい。




人の価値観を知るには、人と会って話すのが一番よい。

相手の雰囲気や声のトーン、目線の向け方、表情、匂い。

それらすべてが合わさって、その人を形成している。

ただ、実際に会うとなると、時間をすり合わせたり場所を指定したりして、当日はそれに向けて準備したり移動時間を調べたりして…と結構面倒くさい工程が山積みだ。それだけどうにかなればいつでもどこでも人と会いたいくらいの気持ちはある。

いつでもどこでも、はちょっと言いすぎた。しっかり会うのであれば、1日1~3人、週に4~5人くらいまでが限界な気がする。うむ。


電話でも悪くはないけれど、対面に比べるとやはり情報量が落ちる。し、私があまり得意じゃない、というのが最もネックだ。それでもまぁ、相手を知るには悪くない。


メールは、相手の時間を縛らずにやりとりできるよい手段だと思っているけれど、なかなか難しい。なにより、会話よりも相手の情報量やその雄弁さでは劣る。

あくまで、対面前の簡単な連絡ツールとして使うに留めておくのがいいのかもしれない。



そう思うと、ZOOMなどのビデオチャットは優れたツールだな、と思う。


対面の方が良いに越したことはないけれど、お互いどこにも移動していないのに、人の表情や目線、声のトーンなどがよくわかる。

場所や移動時間などを考慮せず会える、よい技術だなと思う。



これを思考した今現在、幸か不幸か、人に飢えている。

オンラインオフ会、やりたいなぁ…。



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