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【サブスク見直し活動】MoneyForward ME を年額プランに変更した理由

気づくと増えてしまうサブスクリプション系の支払い。私は自分が契約しているサービスを年に1回程度改めて見直し、継続するか止めるかを考えるようにしています。
今回は資産管理・家計簿サービス MoneyForward MEを検討します。

サブスク見直し活動では、自分でテンプレート作成して最終的な継続/解約を判断しています。まずは要約としてテンプレートをお見せして、その後に詳細を話していきます。

サブスク見直しテンプレート

サービスへの期待と評価

MoneyForward MEの好きな点は、いわゆる家計簿アプリ(支出の管理)に加えて、資産の管理ができることです。プレミアムサービスを契約している理由は、プレミアムサービスだけで使用可能となる以下の2機能が資産管理に必要だからです。

  1.  1年以上前のデータを参照できる

  2. 自分用と家庭用の資産を別グループで管理したい

MoneyForward MEは保有する金融資産(株、投資信託、年金、債券など)の内訳や推移を管理することができます。これか銀行や証券会社など別々に保持している金融資産を一目で確認できるため、非常に気に入っています。ただ金融資産は5年・10年単位の推移を見たいところなので、プレミアムサービスを契約しています。

また個人の支出と資産に加えて、家庭用の支出や子供用資産の状況などは分けて管理したいです。こちらもプレミアムサービスだけ提供されるグループ機能を活用しています。

これも出来て欲しい

資産管理の観点で欲しい機能としては、資産のアセットアロケーションをもう少し詳細に確認したいです。現在は株式、投資信託などの区別はできるのですが、国内株式、外国債券など細かく確認できるとより助かるなと思います。

ただ恐らくこの機能はすぐには実装されないと想像しています。
MoneyForward社は個人向けのサービスだけでなく、企業向けのSaaSも提供しています。企業向けSaaSの売上、成長率は個人向けサービスを大きく上回っており、個人向け領域への追加投資は抑えられるという経営方針があるようです。

22年12月には無料会員へのサービス連携数上限も少なくなりました。おそらく収益性改善のためでしょう。

2022年11月期 第3四半期 決算説明資料より抜粋
2022年11月期 第3四半期 決算説明資料より抜粋

コスト

プレミアムサービスには月額プランと年額プランがあります。1年分を一括で支払う年額プランの方が少しお得です。私は基本的に一括前払いが苦手なので、月額プランを契約してきました。

マネーフォワード MEサポートサイトより抜粋

総合評価:支払い継続(月額から年額プランへ変更)

これまで見たとおり、MoneyForward MEをかなり気に入っていて、日々活用させてもらっています。一方で類似のサービスが存在することも事実で、より良い機能が他社から提供される可能性もあります。MoneyForward社は個人向けのサービスへの投資を抑える方針でもあります。

ただ私の考えるMoneyForward MEから離脱できない大きな理由は、自分の資産状況の履歴データはMoneyForwardにしか存在しないという点です。もし他社サービスに乗り換えると、資産の推移などは確認できなくなります。この点を考慮すると、重大な変更がない限りサービス乗り換えはないだろうと判断しました。その判断に基づいて、月額プランよりややお得な年額プラン契約に変更することにしました。

というわけで、今回のサブスク見直し活動を経て、MoneyForwardサービスを解約することは難しそうだと認識しました。

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