「個性」「自由」という名の呪縛
夫(40代真ん中)は趣味で俳句を作る。
某「才能アリ」番組を見て、ごく軽いノリで始めたのだが、学ぶうちに面白くなっていったらしい。
その夫は、馳浩石川県知事の詠む俳句が「苦手」だ。夫曰く「基本がなっていない」らしい。俳句には「こう詠めばよくなる」という「型」のようなものがあるのだが、それがまったくできていない、と。
確かに知事の句は、素人の私から見ても「これはちょっと……」という句が多い。夫より長く詠んでいるはずだし、何より昔は国語の教師だった方だ。本を一冊読んで学べばぐっと