本音なら仕方がないじゃない?


前回の投稿へ『スキ』して下さった方、ありがとうございました!


私は3年前からうつ病を患っています。原因は国試受験のストレス、そして聴覚過敏とミソフォニアのストレスです。

小学生の頃から聴覚関連の症状はあり、頻繁に不快になっていました。しかし大学に入ってから今度はミソフォニアが悪化してしまい、聴覚過敏と共に悩んでいました。授業中、講師はマイクで話していたのでスポンジの耳栓をつけて受講していたり、席替えで苦手な音を発する人が近くになってしまったら私だけ席を変えてもらったり…教室中に響く程の大きな音が聞こえてきた時は席を立って無人のラウンジで泣きながら授業が終わるのを待っていました。

留年して同じ学年になった先輩に授業中の耳栓にバレれば「お前、教授や講師をなめているな」とからかわれたり。その先輩には音の病気を持っていると伝えてあったのに、ふざけてそう言われたとしてもとても傷つきました。

今はもう思いませんがその時は心の中で、

「じゃあ先輩、聴覚過敏とミソフォニアになって一日中苦しんでみてよ!?」

と、叶いもしない訴えを叫びました。顔は笑っているけど心の中では大泣き状態でした。私だって好きで一日中耳栓をしている訳ではありません。真空状態で過ごすので外した後は聴覚がおかしくなるし、スポンジ製でも痕がついてしばらく痛むし、思った以上に疲れるし…(耳栓自体、私を護ってくれるパートナーなので大好きです)

そして最上学年になり、国試の受験勉強や卒業の為のテストを頻繁にやっていた9月上旬。何かがプツン、と切れて授業中なのにも関わらず涙が止まらなくなりました。悲しい出来事や思い出しも無かったのに。

翌日から大学へ行けなくなり、同居していた母には通学に見せかけて大学内の図書館の個室で個人勉強する日々が続きました。

私は今まで、1年生から授業を休んだりした事が無かったのですぐに先生方が心配して下さり、母親にも授業に出ていなかった事を話しました。母と私、担任の教授で3者面談をし、私は音の事、涙の事、全てを伝えました。

そして国試まで半年を切りましたが休学を決めました。

すぐに病院で診てもらい、話を聞いてもらうと「うつ病」と診断されました。そして聴覚過敏に関してはHSPも関わっているとの事。そこで私はうつ病である事、HSPと言う気質、2つ同時に知りました。

その後、もう1年受験の学年を頑張り、卒業は出来たものの、国試は落ちてしまいました。今年で3回目の不合格です。原因は、聴覚過敏とミソフォニアのせいで予備校に通えなかった、要するに宅浪だったからです。宅浪で受験が成功する方も多くいますが、私は勉強が苦手だったので3回も落ちてしまいました。

すると次はうつ病の悪化、現状です。毎日この世から消えたくて、なるべく苦しまずに、周りに迷惑をかけずに行える自決方法を探したりしていました。

自殺未遂も2回してしまいました。

それを見て、サードオピニオンで通院し始めた病院の先生がとあるお薬を処方してくれました。

数日後、希死念慮が薄れ、なんと大好きだった1人カラオケや1人ランチ、家電量販店のオーディオコーナー巡り、中古ショップでのゲームの厳選購入など色々出来るようになったのです。

まだ突然、うつ症状が降りてくる事もあります。だけど、合う薬があると「数日でここまで変わるのか!」と驚きました。とても嬉しかったです。

うつ病になってから3年、引っ越しや先生との相性などから通った病院は3件。音の都合上、入院が出来ずとても時間が掛かってしまいましたがやっと自分に合うお薬が見つかったのですから、今年は予備校のネット配信で授業を聞いて頑張っています。今年こそ、国試に受かりたいです。


うつ病を患い、この世から消えたいと思う皆さん。その方々はとても苦しい思いをして余計なストレスを抱えすぎてしまったかもしれません。息をするだけで、ベッドの上で天井を眺めているだけで心の底からモヤモヤする方もいると思います。消えたいと思う方もいると思います。

消えたいと思う、その時は「消えたい」ってハッキリ言って良いと思います。

身内や友人からは「そんな事言わないで」「そんな事言っちゃダメ」って言われるかもしれませんがしょうがありません。それがその人の、うつ病を患う私達の本音なのですから。そしてそのような発言を聞いた周りの方々は、そのSOSを聞き流さず、しっかり向き合ってほしいです。(私の両親が典型的な希死念慮反対派と精神論者なので…)

そして話を一生懸命聞いてくれたり、一緒に病院について行ってくれたら心から感謝しましょう。

私も3年かけてやっと合ったので長く苦しむ方もいると思います。うつ病は、合うお薬は必ずあります。もちろん規則正しい生活も大切です。どうか、最悪な結末を迎えないで下さい。


自論多めの長文失礼致しました。ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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