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1冊目『読んだら忘れない読書術』

こんばんは、mukuです。もしくはむーさんです。
読書メモの記念すべき一冊目は

『読んだら忘れない読書術』
著:樺沢紫苑
サンマーク出版

です!
1冊目ということで、少し前置きをさせてください。

近頃いろいろと心境の変化があり、考えることがあり。
社会人になってから全くと言っていいほど読まなくなっていた本の世界に再び触れてみることにしました。
そうしたらもう、あっという間に読書の虜に!
新しい知識を、知らない世界を知っていくのが楽しくて楽しくて、気付いたらどんどん本を買って読むようになっていました。
それも、以前は小説ばかり読んでいたのにいまは実用書中心。
知識を得ることが楽しくて仕方ないのです。
しかし、楽しい楽しいと思う中でふと考えました。

これ、ちゃんと知識として身についてるのかな??

試しに読んだばかりの本の感想を書いてみようと思っても、空白の時間が流れるばかり。
ちーん。
そう、私の読書は無駄ではないにせよ、
十分に活かしきれているものではなかったのです!
わりとショックでした。
がーん。
せっかく読むのなら楽しむだけでなく身につけたい。
自分や誰かの役に立てられるようにしたい。
そう思った私は、これからの読書ライフをより一層充実させるため、まずインプットの仕方・・・つまり

読んだ内容を糧にできる読書術

を学んでみようと決めました。
そうしてまず手に取ったのがこの『読んだら忘れない読書術』です。
ここからは本書の感想を綴っていきます。


さて、肝心の本の内容です。
本書はタイトルの通り読書の質を高めることを目的として執筆されていますが、一冊を通して精神科医の視点から見た「読書」についてをまとめてあります。

まずはじめに読書が人にどんな効果をもたらすのかを科学的根拠とともに解説し、その上でどうやって読めば内容を覚えられるのか、深読(著者の言葉で、深く読み込むこと)するにはどうすればいいか、といった部分を具体的な読み方として提示しています。
他にも本の選び方や電子書籍との比較、使い分け方など読書にまつわる様々なテーマが収録されていますので、これから本を読んでいこうかな、という方にもおすすめできる内容になっています。

個人的に良い学びとなった部分は

・1週間に3回のアウトプットで記憶する「三度目の正直読書術」
・知りたい部分を先に読む「ワープ読書術」
・気づきを人と共有する「ソーシャル読書術」
・読書に入る前に「なんのために読むのか」をはっきりさせる


といった部分でしょうか。
こうして感想メモを書こうと思ったきっかけもソーシャル読書術と三度目の正直読書術に「おっ」となったからです。
インプットとアウトプットは表裏一体であり、両方行って初めて知識として身につけることができる。
そのことを理解した私は、いまTwitterでも読書ログをつけています。

一方で効果はあるだろうなと思いつつ手が出せないのが「マーカー読書術」です・・・。
本に直接書き込むことは確かに記憶する上で効果的だと思います。
学生の頃もテキストによく書き込んで覚えてましたし・・・。
でもでも!私は!
本を汚したくないのです!!
月日が経って色褪せていくのは仕方のないことですし、
それを嫌だとも思っていませんが・・・書き込むのにはどうにも抵抗があります・・・。
私にとって本は作品という意識があって、なるべく元の姿を保っておきたいんですよね。
読み返す時にも前回の自分の読書がチラついてどうにもそこに目がいってしまいますし。
そんなわけで、マーカーを引けない代わりに付箋で代用してみることにしました。
効果の程は次の読書で!

さてさて、長くなってしまいましたが今回はこの辺で締めたいと思います。
本書の内容は人によって活用できる部分もあればそうでない部分もあると思いますが、先にお伝えしたように

これから読書を始めたい人
・すでに読書を楽しんでいる人
・私のように読書の世界の歩き方を知りたい人

こういった方々におすすめできると思います。
つまり、読書に関心のあるほとんどの方におすすめできるということですね!

同じ1冊の本を読むとしても、
それを50%活かせるのか、
それとも90%活かせるのか、
というのは読み方次第です。

あなたはどちらの読み方を選びますか?

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