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『九曲タイガー縁(くまがりたいがーへり)』を10月28日(木)に頒布開始します

2021年10月31日(日)に同人音楽の即売会「M3-2021秋」が開催されますが、それとはまったく無関係に10月28日(木)に新作を頒布開始します。

なぜこの日なのかというと、エムツーショットトリガーズ第8弾『究極タイガーヘリ』がニンテンドースイッチとPS4で発売するからです。

かつて東亜プランというシューティングゲームをたくさん作った硬派なメーカーがありましたが、倒産時に権利が散逸してしまい長らく復刻が困難とされてきました。ファンとしては待ちに待った復刻なのです。

弊サークルにはCDの最大トラック数である99曲を究極タイガー風のオリジナル曲で埋める『九十九曲タイガー(くじゅうくまがりたいがー)』という無謀な野望があり、10月28日(木)はこれをぶつけるなら絶好の機会だと思ったわけです。

ところがまあ、過去に何度も挫折したとおり、99曲なんて簡単に作れるはずもなく、『究極タイガーヘリ』の発売日は刻一刻と迫ってくるわけです。

そんな中、ふと「へり」って読める漢字あったよな?ってひらめいて、『九曲タイガー縁(くまがりたいがーへり)』というタイトルを思いつきました。これならなんとか間に合うかもしれない。

とはいえ、東亜プランっぽい曲は苦手なわけです。好きだから作れるってわけでもないんですよね。特に東亜プランは東亜節と呼ばれる独特のノリがあり、またFM音源もOPL2(2オペ)が多かったので特徴的なサウンドです。

『究極タイガー』は弓削雅稔さんが奇数面、上村建也さんが偶数面を担当するという珍しいコンビネーションで作られていて、弓削さんがピアノで独奏できそうな曲、上村さんがギターっぽくてバンドで合奏しそうな曲といった雰囲気なんですけど、1面の激しくギターを掻き鳴らしたような「Break A Leg!」という曲を作ったのが弓削さん方だというのが驚きです。

ギターっぽいフレーズが出てこないので、全然似てないんですが、まあオリジナル曲だからいっか~と思いつつ、ギターっぽいフレーズがスッと出せるようになりたいな、もっとペンタトニックで楽に曲を作れるようになれればなと思ったりしました。

今回、エムツーショットトリガーズ(M2 Shot Triggers)をもじって「モーチョットトリアエズ(Mo Chot Triaes)」というシリーズ名をつけました。

MoChotTriaesロゴ統合

これはその名の通り「もうちょっと」「ちょっととりあえず」作ってみようという思惑でして、いきなり99曲といわず、とりあえずちょっとずつ形にしてみよう、いびつでも世に出してみようという考えがあります。最初から完ぺきなものを作ろうとすると行き詰まってしまいますからね。

なので、『九十九曲タイガー(くじゅうくまがりたいがー)』で出そうと思って作った短い曲と、『九曲タイガー縁(くまがりたいがーへり)』になってから作った長い曲が混在しています。あと、メガドライブ風の音になるエフェクターを使ってみたのですが、ノイズが目立つところもそのままです。

そんなわけで、似たものを作ってみてわかるオリジナルの偉大さもあるなあといった感じで『九曲タイガー縁(くまがりたいがーへり)』なんとか完成しました。DLsiteの審査も無事通ったので10月28日(木)に出る予定です。

曲名も『究極タイガー』知ってる人ならニヤニヤしていただけるのではないかと。がんばって調べました。意味は特設サイトのソースを見てね。


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