見出し画像

ふつうって?

この間、お友達と話していて、「4年制の大学を出たら、”ふつう”正社員になるよね」と言われたんですけど、この場合の”ふつう”ってなんですか?

別に、お友達にそういわれたことに対して怒っているわけではないんですけど、腑に落ちない。

そもそも、みんなは何のために大学に行ってるんだろう。

私は、どういう仕事に就きたいからというよりかは、その勉強がしたいからという理由だけで選んだんですけど…。


ここで、私のおもしろ進路選択話をしたいと思います。

さかのぼること、中学時代。

中学校を出たら、多くの人が高校へ進学するじゃないですか。

私、中学校→高校っていう進路を知らなくて(これはほんとに!(笑))、どうしたらいいかわかんないから、母が出た高校を志望校として書いてたんですよね。

中3の秋ぐらいまで、その高校へ行こうとしていたんですけど、秋にとある高校の文化祭に行ったのがきっかけで、「え!この高校の文化祭おもしろいじゃん!」と、なんとも適当な理由(私はいたってまじめですが)で志望校をそのとある高校に変えます(笑)

そして、たまたま私が受験の年は倍率が低く、定員割れをしたことで、私はそのとある高校に合格、通うことができました。


ただそこの高校、次の進路が大学一択というようなところで。

というか、これもまたおもしろい話なんですけど、中学校→高校という進路を知らない私は、当然高校→大学という進路も知らなくて…(笑)

ほんまにそういう人おるん!?って思うかもしれないですけど、いたんです…。

私が、この高校を卒業して大学に行かないといけないことを知ったのは、学校であった模試の際に、志望校を記入する紙と、それと同時に配られたいろんな大学の名前が載った新聞みたいなやつを見た時でした。

幸いにも、高校入ってすぐの、5月か6月くらいに模試があったおかげで、高1の時点で私の進路は「大学」なんだと知ることができました。(あほだな)

ただ、周りのみんなとは違って、「文化祭楽しいじゃん!いぇーい!」という理由で高校に入ってきた私は、大学へ行く目的もなく…。

でも志望校は書かなくちゃいけないし、どうしようと思った末に、私が勉強したいことはこれかな!と、大学を選んでいました。


私が選んだ大学というか、勉強したいことは、全国でもあまりない学科だったため、4年制の大学という選択肢しか私にはありませんでした。

短大を出ようが、4年制を出ようが、就職することに変わりはないんでしょうけど、「高校に行った後には大学行くんだ~ほえ~」状態の私が、4年制の大学を出たら「”ふつう”正社員で就職する」なんて、思いもしません。

というか、就職について考えたことなかったな。

自分が、仕事をする歳になる日がいつかくるとは思っていたけど、たぶんそれに頭が追い付いてないんだな。


そんな私、大学に入学して楽しい大学生活を送っていたら、あっという間に4年生となり…。

就活をしないといけない時期になったんですけど。

なんとなく、興味のある分野とかはあったけど、大学をその基準で選んでなくて、全くお門違いの選択をしている私は、なかなか大変で。

結局就活も思うようにはいきませんでした。

私が興味のある分野って、どちらかというと専門学校に行ったり、もはや高卒だったりとかで働いたり行っていることで。

その思いは高校のときにあったものの、「大学」に行かないといけなくなった私は、勉強したい内容で選んで、結局就活もうまくいかず…。

じゃあ、大学をその興味ある分野にしたらよかったんじゃ?と思うかもしれませんが、私の家はそこまで裕福ではないので、県外私立に通うような財力もなく。(自分の地元にはないような大学なので…)


いやね、ほんとに、お金出してもらって大学行ったのに、何を言うてんの?って感じかもしれないですけど、「正社員で就職する」ために、みんなは大学に通ってるんですかね。

私は、人との出会いを増やすためとか、勉強するためとか、単純な理由でもいいと思うんですけど。

大学行っているうちに、仕事、企業に興味が出て、就活ののちそこに就職するというのも、全然いいことです!!

けど、私みたいに、4年制の大学を出てフリーターでもよくないですか?

私も、これからどう生きていこうかは考え中で、いつかは困らない程度にお金を稼げるようになれたらとは思うんですけど、正社員にこだわりはないし、自分が楽しいようにやっていったらだめなんかなあと思う。


「ふつう」というのがよくわかんなくて書いたのですが、以上です。


あ、ちなみに、お友達とこういう話になったきっかけは、コロナで私が職を失っていることから始まったんです。

確かに、こういう時に給料補償とかが出ているのは正社員で働いている会社が多いと思いますし、そういう点で、フリーターは苦しいんですけど。


このコロナが落ち着くころには、私も自分を見つめなおせてるといいなと思います。

サポートしていただけると嬉しいです😊