見出し画像

ことばと文字の関係について

 歴史雑記174
(本記事は月額500円の定期購読マガジンに含まれています)

 ずいぶんと大きなテーマをぶちあげてしまったが、もちろんこの表題のようなことが私に書けようはずもなく、ゆえにごく一部だけを記す。
 文字、そして文章を書くことは、こんにちではそう大したことではないと思われがちであるが、実はなかなか大したことである。
 この文章を読んでいる皆さまも大いに誇ってよい。

 歴史的にいって、文字とことばのどちらが先にあったかといえばもちろん後者である。
 いまなお無文字の社会というのは存在するけれども、その逆、文字があってことばのない社会というのはおそらくないと思う。
 あったらコッソリ教えてほしい。

ここから先は

1,216字

¥ 300

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

サポートは僕の生存のために使わせていただきます。借金の返済とか……。