ことばと文字の関係について
歴史雑記174
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ずいぶんと大きなテーマをぶちあげてしまったが、もちろんこの表題のようなことが私に書けようはずもなく、ゆえにごく一部だけを記す。
文字、そして文章を書くことは、こんにちではそう大したことではないと思われがちであるが、実はなかなか大したことである。
この文章を読んでいる皆さまも大いに誇ってよい。
歴史的にいって、文字とことばのどちらが先にあったかといえばもちろん後者である。
いまなお無文字の社会というのは存在するけれども、その逆、文字があってことばのない社会というのはおそらくないと思う。
あったらコッソリ教えてほしい。
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