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友達の国試、心からの祈願

明日明後日、精神保健福祉士と社会福祉士の国家試験(以下:国試)だ。大学の友達の多くが、これらを受験する。

※精神保健福祉士と社会福祉士が何ぞや?と言う方は、ぜひ目次から、該当箇所をご覧ください。


因みに、私は受けない。紆余曲折あって、私は資格取得の道を退くことを、3年生の時に決断したから。

だから今の私にできることは、友達の合格を心から祈願すること。言ってしまえば、ただそれだけ。でもだからこそ私は人一倍、祈願に本気。

先日、私は、学問の神様である菅原道真公が祀られている、湯島天満宮に訪問した。そこではお賽銭を投げ、お祈りさせていただいた。その後、絵馬を購入して、メッセージを直筆、再度合格祈願をしてきた。

明日の国試。

いくら友達のこととは言えど、言ってしまえば他人のことだ。

それでも私はこと、友達への思い入れが強い。それはなぜだろうかと、ふと考えた。

それはきっと、大学生活におけるこの四年間、私自身が様々な局面で、友達に、助けてもらってきたから。

生きることが苦しくて、つらかった時。当時誰にも言えなかった、死にたい気持ちや、どうしようもない孤独感を初めて話せたのは、大学の友達だった。その友達とはありがたいことに今も、いい意味で何も変わらずに、関係を続けられている。感謝でいっぱい。

他にも、私は友達から、本当に多くのことを学んだ。

  • つらい時はつらい、苦しい時は苦しいって言っていい

  • 自分の気持ちに素直になっていい

  • 自分を大切にしていい

  • 完璧な自分を演じなくていい

  • 弱い自分を見せても、見捨てられないこと

  • 私はそのままの私でいい

これらを私に初めて教えてくれたのは、全部、大学の友達だった。大学の友達は私に、溢れんばかりの愛を、届けてくれた。

私が何度挫けても、立ち止まっても。

友達はそのたびに、私に手を差し伸べてくれた。独りじゃないよって、伝え続けてくれた。

その大きな心でいつも、私のことを受け止めてくれた。

私があの時、生きることを諦めなくて済んだのは。それは紛れもなく、友達がいてくれたから。私はそう思っている。

本当の意味で、私が「友達」と言う概念を理解したのは、この大学に入学し、大学での友達とかかわるようになってからなんだと思う。

そのおかげで、高校の時の友達や、地元の友達とも、より一層、関係性を築けるようになったと、自分では感じているから。

私は友達が大好きだ。祈願することは、今まで友達がくれたものの1割にも満たないかもしれない。

それでも今の私にできることを、私は全力でやり遂げたい。


私は友達の合格を、そっと祈っている。


読んでくださってありがとうございます。



精神保健福祉士とは

精神保健福祉士は、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の地域相談支援の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行なうこと(以下「相談援助」といいます)を業とする者で、一定の受験資格を有する者が、国家試験を受験し、これに合格した者が所定の登録を受けることにより、精神保健福祉士の資格を取得することができるものです。

[精神保健福祉士国家試験]資格制度の概要:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター (sssc.or.jp)

社会福祉士とは

社会福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行なうこと(以下「相談援助」といいます。)を業とする者で、一定の受験資格を有する者が、国家試験を受験し、これに合格した者が所定の登録を受けることにより、社会福祉士の資格を取得することができるものです。

[社会福祉士国家試験]資格制度の概要:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター (sssc.or.jp)

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