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一度見てしまった夢は諦められない

だいぶ前になりますがTwitterを眺めていたらフォロワ―さんのこんなRTが目に入りました

子供の夢 やりたいことを受けて親としてはどうしたらよいのか

といった内容です 全部読んでないけど(笑)


俳優になりたい息子さんにその夢を諦めてほしいと願う親御さんの悩みなんですが 結論から言うと

一度見てしまった夢はチャレンジしないでいるといくつになっても諦められることはないので早いうちにやる方がいい

というかいつか必ずやることになると思います


RT時の埋め込みで見える位置に「息子に人生を棒に振ってほしくない」とありましたが

これが先日書かせて頂いた記事の中の「生まれたら他人である」ということが理解できず同一化してしまっている状態なんだと思うんですけれど

世の親達にdisられそうだけどわかりやすい言い方をするなら

”子供を自分の所有物だと思っている”といった感覚でしょうか


だけど思い出してください

子供の頃親に「こんなふうに育ってほしくない」と禁止されたこと

むしろそれに向かっていったという経験はありませんか? 

私は気付いたら親が馬鹿にしていたすべての職業に就いていました

その多くは履歴書に書けませんがそれでも手書きのフォーマットだと職歴の欄がまったく足りませんでした

なので反対というか禁止しても意味がないというか 逆効果というか

そう言われれば言われるほどそれがやりたくなりますし

言いつけを守ってサラリーマンに徹したとしたら

「あの時親に反対されたせいで自分の夢を諦めたんだ」という"他者の支配"に縛られて生きることになるだけです

そしてそうゆう場合は不思議と

人生の中でもう一度 少年期 青年期と同じ憧れを抱く景色を見ることになる可能性が大

この方の場合だとこの夢を諦めた場合 

中年期になってから 

心の奥に刺さって抜けないような素晴らしい演劇を観てしまったり

劇団に所属して楽しそうに活動している人と知り合うなどの外部刺激により

その時と同じ気持ちを思い出さざるを得ないイベントが何故か再び目の前に現れると思います


実はそれって その人の使命だったりします

こんな職業じゃ食べていけるわけが とか

家業を継がねば とかっていうしがらみが出てくる前の幼少期に

自発的にやっていたことっていうのは その人の特性を顕しますので

それを使って将来的に社会貢献ができるはずなんですね

仕事になるとは到底思えないことであっても

例えば壁を絵の具でベタベタにしてしまうとか 外に出る度に昆虫を捕まえて帰ってくるとか

ただそれだけの子供の遊びが普通に職業に繋がるんです本当は


幼少期から好きなことを目指せない場合は少年期にもう一度同じ夢を見ます

さらにそれを無視してするとまた 中年期に同じ夢を見せられます

ということは

夢は追いかけるものではなくいつまでも追いかけてくるもの (笑)


先ほどの俳優さんの話に戻りますと

親が子供にそれを禁止したいということは

親自身が自分の素直な夢を 親や世間体または経済的事情などで

諦めてきた ということでもあるんですね

叶えられるのは一握りだ という 思い込み(更にその親の呪い)です


親御さんたちも一度 口に出して言ってみて下さい

子供の頃 誰にも何にも言われないで 反対もされないで  家族に気を遣わないで

やりたいこと何でもできるとしたら  あなたは何になりたかったのですか?

何をしたかったのか  口に出してみて


「私(僕)は 〇〇になりたかった」


自分を抑えて大人達の期待に応えてきた人ほど

胸の奥がぎゅっとなる感覚があると思いますけれど

これがそのまま その人のやりたいことですよね

流行りのやりたいこと探しなんてしなくてもよかったっていう


純粋にやりたいと思ったことができなかった時に

実はその事実ではなくて

それができない悲しみをきちんと感じなかった自分を恨み始めます だから多くの人はそれを親に投影して見ているのですね

親に呪いをかけられたからといって親を恨み続けるのもいいですが

それだと一生自分の人生が”誰かのせい”になっていくので

「誰かのせい」ということは 関わる他者によって自分の人生が左右されるということになってしまいます

そうじゃなくって 自分で人生を変えていきたいと思うのなら

色々言われたことを聞いて自分の中に入れたのは他でもなく自分であり

その時諦めることを選択したのは自分である と

責任を自分に持っていくことから始めるのが大事


何度も言いますが 他人のせいで自分の人生がどうこうなることはありません ※この話はゆっくり時間を取って別の記事にまとめますね


最後にもう一度

子供のやりたいことに親が反対しても

子供はいつか必ずそれをやることになるだけじゃなく

「あの時反対されたから」と恨みを持たれかねませんw

なので「やりたい」と言った時に目指せる環境があるのであれば

それがどんなことであれ

職業になるのかさえわからずとも

応援してあげてほしいと思います

それが子供への「信頼」であり その子自身の自信を高めてくれます






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