第2期V名人戦 自戦記その1(V-B級鹿組3局目アクセラ VS 未良々桂)
第2期V名人戦が開幕しました。V-B級鹿組の3局目で私の出番が回ってきたので自戦記を書きたいと思います。
対局相手について
未良々桂さん:棒銀や中飛車が得意で、ライトニングな攻めが持ち味とのこと。V名人戦の運営やFPS(ヴァロラント)の配信もされています。
棒銀を受ける
棒銀でどんどん来られて、私は45手目までで8分使ってしまい、残り7分になってしまいます。前評判通りのライトニングな攻めです
未良々桂さんのほうは3分しか使っていなかったので、この時点で残り時間はアクセラ7分 未良々桂さん12分くらい。
反撃に転じる
5六香を打ちました。この香車が攻防に効いて、今後の勝敗の行方を左右することになります。この時点で私は持ち時間を使い切り、1分将棋になってしまいました。
この時点で81手、いろいろ受けた割には、この時点で駒割りは互角。
この後、6四銀と出て5三の地点を狙っていきました。
切り返される
少し指しやすくなったかなと思っていましたが、この数手後に打った6一角があまり良くなかったようです(最善手は7四歩)
6三歩と指されてビックリして手が見えなくなってしまいました。5二角成には同飛車とできるという非常にうまい手で、しかも歩が銀に当たってきて忙しいです。
1分将棋なので長く考えることもできず、5三香と飛び込んでなんとかならないかと思いましたが、馬が自陣に直射してしまい、これが敗因となってしまいました。
終局後の感想戦で、V名人の真澤千星さんから5二角→同飛に6二金!という手があったと教えてもらいました。同飛だと5三銀があります
水匠2でも解析してみましたが、5二角成→同飛にはやはり6二金が最善とのことです。(さすがV名人…)
こういうかっこいい手が浮かぶように精進したいと思います
終局図
質駒となってしまった角も使われてしまい、111手で投了しました。途中、7六銀と捨てる手から即詰みもあったようです。全体的に、囲いが上ずってしまっていて守りが弱く、そこへ5六香が突撃してしまったため、詰み筋が発生してしまいました。
対局を終えての感想
中盤まで防戦一方でしたが、互角のまま反撃に出て、一時はやや優勢の形まで持って行けた点はよかったと思いますが、寄せが冴えず反撃にあい負けてしまい、非常に悔しい結果でした。しかし、指していてとても楽しく、しっかり感想戦もしてもらい学ぶことも多く有意義な時間だったと思います。ありがとうございました。
V名人戦 次戦に活かしたい点
・序盤で考えすぎない
今回は序盤で15分使い切ってしまい、中・終盤で焦る展開でした。序盤は決断よく差し、中・終盤に時間を残したいと思います。
・1分将棋になってからもよく考える
1分将棋になってから、取る一手だったとしてもすぐに指さず、残り5秒まで次の指し手や構想を練るようにしたいと思います。
・81Dojoに慣れる
普段から81Dojoで指すようにして慣れておこうと思います。設定で、クリックミスを防止する方法がある(通常は持ち駒を打つとき、カーソルに駒がついてくるが、設定で無しにできる)とのことなので、設定して指してみたいと思います。また、二歩などの反則は即負けになるので、本番で指さないように気を付けたいと思います。
最後に
対局者の未良々桂さん、中継・解説・聞き手のすず白ラパニスさん・川山一誠さん・見に来ていただいた皆さんありがとうございました。
次戦も頑張りますので応援よろしくお願いします。
中継配信
未良々桂さんのYouTubeチャンネル
すず白ラパニスさんのYouTubeチャンネル
川山一誠さんのYouTubeチャンネル
あとついでに僕のチャンネルもよろしくお願いします(ダイマ)
別に記事を書こうと思いますが、香車が走るっていうへんなレースゲーム作る配信しようと思います(謎)
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