Vital sign

こんにちは、 Moe です。

ブログに遊びに来てくださって、ありがとうございます!


早速ですが、以下の数字は何を表しているかわかりますか?

T 36.4
P 84
BP 156/80
R 16
SpO2 98%


数字からだいたい予測できると思いますが、医療従事者であれば、一目瞭然ですよね。



そうです、題名にもなっているvital sign(バイタルサイン)です。
日本語で言うと「生命(vital)の兆候(sign)」と言って、人間が生きている状態を示す兆候として、呼吸、体温、血圧、脈拍の4つを指標としています。

これらを測定、観察することで、患者さんの生命の危機、異常の早期発見をして、対処していきます。

とっても大切ですよね!



そして、この項目を英語で言えますか?

私も働いている時に上記のように略語で記録し、報告は日本語で読み上げていたので、言えるかは自信がありませんでした。

けれども、おたんこ英語塾でしっかり勉強しましたよ!


下記の"読み方"は、報告する時にも使える言い方でもあります。


①体温
 「T」=Temperature, Temp(略)
 「.」=point
 「℃」=degreeですが、1℃以上からdegree"s"と複数になります。

 読み方はTemperature is 36.(point)4℃(degrees). となります。
 ちなみにtemperature は「天ぷらちゃー」っと揚げる、みたいに英語っぽくいうと、ナチュラルに言えますよ笑


②脈拍
 「P」=pulse  プルスではなく、◎パルスです。
もしくは、「HR」=Heart Rateも使えます。

 読み方はPulse or Heart rate is 84.


③血圧
 「BP」=Blood Pressure
 「/」=over もしくは、onです。

   読み方はBlood pressure is 158 over (or on)80.


④呼吸
 「R」=Respiratory rate, Rasp(略)

   読み方はRespiratory rate (or Rasp) is 16.


⑤酸素飽和度
 「SpO2」S=Saturation (飽和), P=Pulse (脈), O2は酸素なので酸素飽和度を示していますが、読み方は以下の通りです。
 
  読み方はPulse oximetry (or Oxygen saturation) is 98% *on room air(RA).

 *酸素投与をしていない時はon room air(RA)、マスク使用の場合はon hudson mask(HM)、ネーザル使用の場合は on nasal prongs(NP)、on nasal cannula(NC)など、どのような状況での酸素飽和度なのかを伝えます。

ちなみにcannulaはマカロニのようなチューブのことを言うので、注射針のこともcannulaと言います。
これは初めて知りました!確かに注射針は細いですが、チューブ状ですね。


vital sign は、医療現場では欠かせないものなので、英語で知っておくと便利です。

英語圏の方が診察や、入院で来院されましたら、ぜひ使ってみてください。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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