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Modern Age/モダンエイジnote再開とご挨拶

みなさま、はじめまして。そして、ご存知の方がいらっしゃればご無沙汰しています。株式会社トライバルメディアハウスにてエンターテインメントマーケティングレーベル「Modern Age/モダンエイジ(以降Modern Age)」の代表を務めている高野修平と申します。

このnote、実は2年ぶりとなります。このタイミングで今一度noteを復活させようと思いまして、筆を取りました。

この記事ではじめましての方も多いと思いますので、Modern Ageの特徴や設立の背景など、まずはModern Ageを知っていただくことから始めたいと思います。また、すでにご存知の方であれば、改めて「今、こんなことしているのか」と知っていただければ幸いです。

モダンエイジの特徴と強み

Modern Ageとはトライバルメディアハウス内にあるエンターテインメントに特化したマーケティングレーベルです。

Modern Ageの特徴として私たちが大切にしていることは3つあります。

1. Entertainment First, Marketing Secondのポリシー
Modern Ageはマーケティングのプロフェッショナルですが、マーケティングがファーストに来ることは絶対にありません。素晴らしい音楽、番組、映画、ゲーム、いわゆる「作品」はすべての起点であり、最重要事項です

頭でっかちのマーケティング理論、カタカタと英語ばかりのマーケティングフレーム、机上の空論の正論。そんなものはエンターテインメントの現場で主役ではありません。素晴らしいエンターテインメントを誰にどう届けるか、その手段としてあるだけであって、決してエンターテインメントを置き去りにすることはありません。

エンターテインメントへの愛。それがないマーケティングは薄味の意味をなさないものだと思っています。Modern Ageはエンターテインメントの愛を軸に、マーケティングを立案します。

なぜなら、Modern Ageはエンターテインメントの可能性を「圧倒的」に信じているからですし、エンターテインメントに救われたマーケティングプロフェッショナルで構成されている組織だからです。

2. 手段の目的化をしないメディアニュートラル、手法ニュートラル
Modern AgeはデジタルやSNSはもちろんのこと、テレビCMやMVといった映像制作、グラフィック制作、イベントやOOHなど、領域を規定せずマーケティングやクリエイティブのご支援をしています。

若者にアプローチしたいから「TikTok!」「バズらせたい!」のような狙いも大切なことは理解しつつ、なぜそれをやるべきなのか、それで目的は達成できるのかを忘れずに素晴らしいエンターテインメントを最大化するご支援を行っています。

3. エンターテインメントのファンインサイトがわかるスタッフ構成
Modern Ageはマーケティングプロフェショナルのベースを軸に、各エンターテインメントのオタク=ファンダムがいるスタッフ構成をしています。

例えば、音楽といっても、J-POP、K-POP、アイドル、洋楽などなど細分化されたジャンルから、映画やアニメ、声優、VTuber、スポーツ、テレビ、マンガなどに詳しいスタッフがいます。

その何がいいかと言えばファンのインサイトが理解できる点です。そのアイデアはファンは嬉しいのか、クチコミしてくれるのか、KGIやKPIを達成できるのか。マーケティングインパクトは作れるのかを考えた上でのマーケティングを実行します。

エンターテインメントはファンあってのものです。新規ファンを取るにしても、既存ファンをもっと濃くするにしても、ファンの思いを大切に、そこに根付く愛に立脚したファン心理を理解して、マーケティングをデザインするようにしています。

Modern Ageの事業

Modern Ageの主な事業は3つあります。

1. エンターテインメント業界へのマーケティング支援
2. ブランドとエンターテインメントを掛け算したマーケティング支援
3. 自社IP事業

1.エンターテインメント業界へのマーケティング支援
音楽、テレビ、映画、ゲーム、スポーツ、プラットフォームなど、いわゆるエンターテインメント業界へのマーケティング支援をするものです。

中身としては、この曲売りたい、この番組見てほしい、この映画来てほしいなど、エンターテインメントの商材を最大化するプロモーションだったりを担います。要は、素晴らしいエンターテインメントを誰に、どうやって、どのように、どのタイミングで、どんなやり方で最大化するべきかを戦略から実行まで行います

エンターテインメント業界へのご支援例

2. ブラントとエンターテインメントを掛け算したマーケティング支援
Modern Ageの面白い(と私は思っているのですが)ポイントとして、大手広告主のマーケティング支援もしているところがあります。

ただ、エンターテインメントマーケティングレーベルと謳っている以上、エンターテインメントを絡めずに、広告主のマーケティング支援をしているわけではありません(それならいくらでも会社はあります)。

私たちは、エンターテインメントが持つチカラや可能性を応用することで、大手広告主のマーケティング上の課題を解決することができると信じて、いかにエンターテインメント業界とそのファンと広告主が三方良しの関係になれるのかに重きをおいたタイアップの仕事もしています。私たちはそれを「ファンダムマーケティング」と定義しています。

大手広告主へのエンターテインメントを絡めたご支援例

3.自社IP事業
誰かのIPを最大化するマーケティング事業を展開しつつ、自社でもIPを持つことでのシナジーや可能性を構築する事業も展開しています。

これまでも映像作家やイラストレーター、アイドルなどをマネジメントしてきています。

アイドルのプロデュースもやっています!

Modern Ageの設立背景

そんなModern Ageは冒頭に述べた通り、株式会社トライバルメディアハウスに所属しているレーベルです。まずトライバルメディアハウスってなんなんや、というところですが、弊社はマーケティング支援会社であり、これまでデジタルマーケティングやソーシャルメディアマーケティングを筆頭に、マーケティングの未来を「こっちだ!」と代表の池田紀行をはじめ、提唱、実践してきた会社です。

株式会社トライバルメディアハウス

代表取締役社長池田紀行のnote

熱狂マーケティングやファンマーケティング、『売上の地図(※)』など、今はデジタルやソーシャルメディアマーケティングのみならず、多種多様な業種業態の戦略コンサルティングからプロモーションまで一気通貫で支援を行っています。

※『売上の地図』は、当社 代表の池田が25年のマーケティング実務の集大成として体系化した、売上に影響を与える主要変数の構造化スキームです。

Modern Ageの始まりは、音楽業界の支援からでした。当時はソーシャルメディアを中心にアカウントの戦略や運用の支援、楽曲やアルバム、ライブプロモーションのご支援をレーベルさま中心に行ってきました。

その後、アーティストの戦略を立案する仕事やファンが接するコミュニケーションデザインの設計、クリエイティブ制作(ジャケ写やMV)、メディアニュートラルなプロモーションに活動の範囲が広がっていきます。

音楽業界から、次第にテレビ業界やゲーム業界、映画業界など他のエンターテインメント分野へと広がっていき、ここから一部署として独立した組織になり、「エンターテインメントマーケティングレーベル」となっていきます。

その後、母体であるトライバルメディアハウスのメイン顧客である大手広告主とエンターテインメントを掛け算する事業を開始して、今に至ります。

直近のご支援内容

このようにこれまで主に楽曲やアルバム、作品、商品のプロモーションのご依頼が多かったのですが、ここ最近はもっと根幹のご相談が増えてきました。

「このアーティストをどうやって売り出していくべきか」「これから新しいアーティストを作りたいのだけど、戦略部分から入ってもらえないか」「マーケティングと音楽がわかる人をチームに入れたい」

背景として、行き当たりばったりの手法や目の前のことをこなしていくやり方、奇跡を信じた根拠なき勝負では、一向に成功の打率が上がってこないことを感じている方々が多いです

もちろん、百発百中なんてものはこの世にありません。マーケティングはあくまで打率を高めるものです。

音楽が消費されていくスピード。変化するデジタル環境。アーティストや作品の寿命の短命化(サブスクで不死になっているはずなのに!)、可処分時間や可処分所得の奪い合い。

ここに対して、、戦略やマーケティングの解像度や重要性、マーケティングは最後ではなく、最初から行われるべきであると考える方が多くなってきているのではないでしょうか。

これまでであれば、一定出来上がったものをどう最大化するかというお仕事=プロモーションに対して、その手前、世に出す前からの戦略、作戦作りから関わっていくケースが非常に増えてきています。

「戦略は戦術に紐付く」とはよく言われるものですが、まさにこの「戦略」部分へのご依頼が今とても多くなっているのが最近の傾向です。そしてModern Ageは「戦術」もできますので、そのまま一気通貫で行うことも多いです(ご相談、ご依頼くださった方々、ありがとうございます)。

一方、大手広告主においては、二つの傾向が見られます。
1.エンタメ事業に参入する支援
エンタメに縁がない企業やブランドがエンタメ事業を行いたい、関わりたい。しかし、ノウハウもカルチャーもリレーションもない。

そんなニーズや課題感をお持ちの広告主さまから、ブランドマーケティングとエンターテインメントマーケティングの両方を担っているModern Ageにご依頼いただき、共に事業戦略、立案をし、マーケティングを実行しています

2.タイアップ、インフルエンサーマーケティングのアップデート
飽和したインフルエンサーマーケティングや知名度・人気度・フォロワー数だけでのタイアップや、目的と不一致のキャスティングなどに課題感を感じている広告主さまから、同じように、ブランドマーケティングとエンターテインメントマーケティングの両方を担っているModern Ageにご依頼いただき、マーケティングとファン心理を熟知した企画や制作、プロモーションやブランディングのご支援もありがたいことに大変増えています

エンターテインメントのチカラを圧倒的に信じてる

繰り返しになりますが、Modern Ageは私自身も含めて、音楽やエンターテインメントに救われているスタッフで構成されています。

Modern Ageという名も大好きな『The Strokes』から拝借し、マーケティングレーベルと名乗っているのも、音楽業界にある独自のアイデンティティを持った組織体にリスペクトがあるからです。

エンターテインメントには人生を変える力があります。人の思想を、生き方を、生き様を、指針を作るものだと思っています。

あの時、聴いた歌が、目にした歌詞が、見たライブが、自分の何かを変えた。それは音楽だけではなく、映画やドラマ、漫画、アニメ、ゲーム、スポーツとたくさん人それぞれあるはずです。

Modern Ageのミッションは「人生を変える一瞬をデザインする」ことです。その変わった一瞬は永遠になることを、自らの体験から知っているからです。

だからこそ、素晴らしい作品なのに多くの人に届かないことは悔しくてならないのです。生み出す力と届ける力を結集させて、もっともっとエンターテインメントに溢れる世界を作りたいのです。

Modern Ageはそのとき、エンターテインメントとマーケティングの力で顧客の課題を解決する集団として、恩返しをしていきたいと思っています。

いい未来で、会いましょう。

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