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ネット証券、なにを基準に選ぶのか②

1.ポイントで選ぶ

では、なにを基準にネット証券を選ぶのかというと、私はポイントではないかと思います。ポイントとは楽天ポイントとかPontaポイントとかの、あのポイントです。

「そんなポイントなんて・・・」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、以前、楽天証券がポイント還元率を引き下げたところ、ライバル社に顧客が流れたためか、ポイント還元率を元に戻したことがあります。

各社ともしのぎを削っているような状態なので、意外とポイントの存在はバカにできません。

2.ポイント概要

投資信託のクレジットカード利用による積立購入と投資信託の保有に限りポイントは付与されるので、新NISAのつみたて投資枠でお世話になります。なお、クレカ積立は法令により1社につき月5万円が限度となっています。(←追記24.03.10:法令が改正され限度額が変更されました。)

ネット証券のポイントについてはいろいろなサイトで詳細な解説がされていますのでそちらをご参考ください。ここではダイヤモンドZAiの記事を載せておきます。

※補足1:楽天キャッシュ

楽天証券では楽天キャッシュを利用した投資信託の積立が可能で、そのポイント還元率は0.5%です。

しかし、コンビニで売っている楽天ギフトカードの購入方法次第で、より高いポイント還元率を得ることができるようです。

ここから先はポイ活の世界なので興味のある方は以下をご覧ください。

なお、ポイントは利用した決済手段に対し貯まります。たとえば、JCBカードとファミペイを利用して楽天ギフトカードを購入した場合は、JCBカードとファミペイにポイントが付与されます。楽天ポイントは貯まりません。

※補足2:auカブコム証券&スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブ

auカブコム証券で投資信託を毎日150円積み立てる設定をし、支払いをスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブからの口座引き落としにすると、毎月約200pのGポイントが貯まるそうです。

1カ月あたりの積立額150円×30日=4,500円に対し200pなので、還元率はおよそ4%となります。かなり高い還元率です。興味のある方は以下をご覧ください。

3.結局いくらポイントが貯まるのか

たとえば、マネックス証券でクレカ積立が月3万円、投資信託の残高300万円(※年率0.08%付与の場合)があるとすると、月に530 pが貯まるそうです(マネックス証券「マネックスポイントの貯め方の例」から抜粋)。

月3万円の積立を続けるだけで一年で330p×12カ月=3,960pを、さらに保有残高に応じてポイントが得られるというのは、現在の銀行の普通預金の金利を考えると結構な額ではないかと思います。

(続く)

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