大人のお金学 NHK出版 を読んで

私は貯金が全くありません。
だから、こういう本が時々気になるんです。
それでこの本なんですが、この本は意外な面白さがありました。何が意外だったのかというと、この本を読んで経済思想史という分野の事を知ったからです。
大型書店の経済学の売り場に行けば、経済思想史コーナーが区分けされていて、たくさんあると思いますが、あったとしても私は見向きもしないでしょう。難しそうだからです。
その経済思想史の専門家が書いたのが、『大人のためのお金学』です。

著者は、最近始まった金融教育についての自分の考え、地域通貨の事、お金の本質、様々な事をわかりやすく書いています。
特にお金の本質に関して、わかりやすく色々な観点から書いている本だと思いました。
そしてこの本に書いてある内容とは、違う考え方(難しく言えば思想)をしている経済学者がいるという事もわかります。

面白かったです。


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