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【宮本隆の一問一答】将来の目標の見つけ方

宮本製作所代表の宮本が社員からの悩み相談に答えていきます。

仕事・プライベートにかかわらず社員のみなさんの悩みが少しでも解消され、みなさんのより良い人生と更なる成長につながることを願って定期的に綴ってきます。
それでは相談に答えてきます。

【質問】

人生についてです。

将来どうなりたいか、何者になりたいのかがわからなくなっている自分がいます。
今はとりあえず一生懸命目の前のことに集中して頑張っておりますが、目標がないといつか折れてしまうのではないかと思っております。
将来の目標が見えない場合どう見つけ出せばいいのでしょうか。
よろしくお願い致します。(1年目男性)


【答え】

二つあります。

一つ目は、毎日の仕事から一時離れて、心身を休め、気持ちが落ち着くところで、考えてみると良いと思います。
一生懸命集中して頑張っているのはとても良いことだと思いますが、その日ごろの慌ただしさの中では、本当の意味でしっかりと集中して考えることがなかなかできず、
ある意味で堂々巡りになると思います。

よって、休日をしっかりとり、体を休めるとともに、自然の良いところ、気持ちが落ち着くところに行って、精神的なエネルギーを回復し、
しっかりと深く考えられる心身の状態を確保した上で、考えてみてはどうでしょうか。


二つ目に、しっかりと考えたとしても、すぐには、十分満足のいく将来の目標までは、なかなか見つからないことがあると思います。
自分の生きる意味、人生の目標を本当の意味でつかむのは、一朝一夕で出来ることではなく、逆に、それを見つけて掴むことこそが、
人生の種たる目的の一つとさえ言えるかもしれません。

孔子の言葉でも、40にして惑わず、50にして天命を知る、と言う言葉があるくらいです。

そうした場合は、今自分ができる最善のことを一生懸命実践していれば、そのうち見えてくると考えると良いと思います。
焦らず弛まず今なすべきことをしているうちに、自ずと見えてくるというものです。

天命という言葉を使えば、自ら考えて悟るのが天命ではなく、天から教えられる、与えられるのが天命であり、
人事を尽くして天命を待つという格言があります。

また、よく人生は、川の流れにも例えられますが、
大河は、毎日焦らず弛まず、止まらず急かず淡々と流れる中で、気づいてみれば、大海に注ぎます。

そうなる日を信じて、今できることに最善を尽くす事だと思います。


頑張ってください。心から応援しています。

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