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【サンバ缶詰通信】第55回『ニジマス、侵攻!!』(※ネタバレあり)

 こんにちは、復活と激突のニジマスです。絶賛花粉にて不調中でござる。今年の花粉は喉に来る。仕事にも普通に支障をきたしている。電話対応が多い性質上、喉が不調だとどうにも具合が悪い。つい最近あったのは、対応中にどえりゃあ咳きこんで一旦保留にしたものの、保留を解除して発した声がカッスカスでさっきまで電話していた奴の声じゃなくなっていました。電話口の人、困惑してたやろうな。さっきまで電話していた奴が急に声掠れだすんだもの。許すまじ花粉。仕事するのも困難なんで私休んでも良いっすか?半年くらいしっかり休んでから復帰するんで。
気温が暖かくなってきたと思ったらすぐこれだ。何とかしてくれきっしー。

 つい先日散髪に行ってきたのですが、そこでちょっとしたことがありました。順番待ちをしていて席に座っていたのですが、携帯を見つめていた私に人影が被さりました。なんと私の膝の上目掛けてケツを降ろしてきたのです。咄嗟に私は身をズラし端っこの方に追いやられました。席から半分出てる状態。あろうことか、それが一度ならず二度もありました。二度目は、順番待ちのための紙に名前を書いた帰りに座ろうとした時。またもやガッツリ座られそうになったので、またもや避けました。こんなことあります?加えて何が最悪だったかと言うと、そのジジイクッッッッッッッッソ臭かったんですよね。文字通りクソの匂いがしました。「こいつ漏らしてんじゃねぇのか」と思って焦りましたが、座った跡は濡れてなかったので普通に激しく臭かったんだと思います。ウンコでも食べてたのでしょうか。カドショに居るオタクとはまた違った臭さでした。皆んなは体臭には気をつけましょう。良い匂いは別にさせなくていいので、せめて臭くなくあれ。
 そんなわけで本編へどうぞ。あ、現在放映中の映画『劇場版機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレを存分に含みますので、気にされる方は先に視聴していただくか、目次から飛ばしてどうぞ。


【私の中にあなたは居ます。あなたの中に私は居ますか。】

 2月某日。私は満を持して、家族と従兄弟と『劇場版機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観に行きました。やっとですよ、やっと。ずっと観たかったのにタイミングが合わなかったのですが、ようやっと観に行くことが出来ました。これでようやくネタバレに怯えながらTwitterを開かなくて済む。
ここからは観に行った感想を書きますので、ネタバレ御法度な方は見ないようにお願いします。まだ観に行けてないという方は、さっさと観に行ってください。

 感想としては”20年待たせただけのことはある”というところでしょうか。そりゃもうめちゃんこ面白かったですよ。長年のSEEDファンが求めていたものが全てそこにはありましたよ。エビデンス01は無かったけど。結局なんだったのでしょうか。チラッと劇中には出てきたのですが、本当にチラッと背景に映ったくらいで全く触れられていませんでした。謎は深まるばかり。
 SEEDが1stオマージュ、SEED DestinyがZということで、今回はZZオマージュといったところでしょうか。確かに言われてみれば、額からビーム出してたし、合体もしてたわ。ただZZだけオマージュというよりは、1st・Z・ZZそれぞれのオマージュと言った方が近いかもしれません。事前に情報が出ていたゲルググメナース・ギャンシュトロームは勿論、ズゴックまで出てきたので。あれはマジで笑った。危うく声が出そうになりましたが何とか耐えました。家で観ていたら間違いなくこらえれていなかった。なんなら劇場で誰かがクスりと笑っている声が聞こえました。今回は許してやろう。私の寛大さに免じてな。今回の映画はめちゃんこ面白かったのですが、Interasting2割・Funny8割かもしれません。ツッコミどころや思わず笑ってしまう箇所が多かった印象です。面白かった点が多すぎてここで回収するのが難しいかもしれません。本当に上げだすとキリがない。私は世代っちゃ世代ですが、リアルタイムでは追えていなかった後追い勢なので、当時からリアルタイムで追っていたSEEDファンはもっと興奮していたことでしょう。後10年早く生まれていれば……Gガンリアタイ出来ただろうし…平塚先生にも告白していただろう…

『颯爽たるアスラン』

 今回は種フリネタバレ回ですが申し訳ない。
サブタイトルなのですが、本作で一番面白かったところと言っても過言ではありません。監督は「今回のアスランは迷いません」と仰っていたそうなのですが、覚悟を決めた迷わないアスランはめちゃ強い。強さは尚のこと、いつの間にかアスランが(イザーク)シュールなギャグキャラになっていました。全ては"石田さんごめんなさい"事変から始まっているかもしれません。石田さん、ごめんなさい。ヘアッッ
 まず、何と言っても今回のアスランの登場の仕方。まさか赤いズゴックに乗ってくるとは思いもしませんでした。20年前のSEEDオタクに言っても絶対信じてもらえません。まぁぶっちゃけズゴックが出てくる事自体はネタバレを食らってしまったため知ってはいたのですが。許すマジ。ネタバレで知ったうえでもどえりゃあ面白かったです。アスランが駆るズゴックが出てきた瞬間「こ、これかぁぁ〜〜」となりました。しかも何が面白いって、登場してくる際に流れていたBGMが『颯爽たるシャア』をオマージュした曲なんですよ。ほんと笑っちゃうよ。何がユラァァァだよ。監督1st好き過ぎだろ。
 今回はネタバレを含むとあらかじめ予防線を張っているので言いますが、まさかズゴックからインジャが出てくるとは思わなんだ。どうやって格納したんだよ。肩とか腕どうしたんだよ。キット化どうすんだよ。何食えばそんなこと思いつくんだよ。もうフルアーマーインフィニット・ジャスティス弐式だよ。ツッコミどころがあまりにも多すぎる。おまけに名前がそのままなのも面白すぎる。SEED DESTINYからオマージュした機体は色々出てました。ザク・ウォーリア、グフ・イグナイテッド、ドム・トルーパー、そして今回のゲルググ・メナースにギャン・シュトローム。なのにズゴックだけそのまんまズゴック。SEEDお得意の略称でもなんでもなくただのズゴック。どうなってんねん。よりキット化されたときが楽しみですね。そもそもキット化出来るのかはわかりませんが。頑張れBANDAI。

『決闘する雷撃と稲妻の暴風』

 今作は胸熱ポイントが多すぎて全部は取り上げられませんが、私が特に血湧き肉躍ったのが『デュエルブリッツ』『ライトニングバスター』です。まさかSEED時代の機体で登場するとは思わないじゃないですかッ!!!!しかも知らん内に核動力になっとるし。なにちゃっかりミーティア装備してんだ。格好いいにも程があるぞ。ぶっちゃけ、今回の映画で登場した機体の中で一番キット化して欲しい機体はこのニ機、特にデュエルブリッツは絶対にして欲しいです。だってデュエルブリッツですよ?デュエルの中にブリッツが居るんですよ?イザークの心の中でニコルはまだ生き続けてるんですよ?胸熱すぎるでしょ。しかもニコルが搭乗していたブリッツの武装、"ランサーダート""グレイプニール"も装備しちゃってんですよ。さらにさらにイザークとディアッカのあのセリフ。「忘れてねぇよ…」「だからこそこんなことはもうやめなきゃならんのだ」まったく………たまんねぇな。今作で一番好きな台詞かもしれません。やっぱSEEDの中だとイザークが一番好きだわ。ほんと良いキャラしてるよ。
デュエルブリッツは見ての通りですが、やはりライトニングバスターもブリッツの、ニコルへの想いが込められているのでしょうか。そうすると余計に胸熱ですね。アスランも「ニコルの戦法だな」とか言ってたし、皆の中にニコルはしっかり生きてるよ。ニコル以外にも"戦術バジルール"とか"百発百外しはトダカ一佐仕込みですよ"とか退場してしまったキャラを思わせるような台詞や演出が多くて、私は胸がいっぱいです。

『星のご加護』

 退場してしまったキャラといえば、今回嬉しかったのがステラの登場です。種死三馬鹿の中でステラが一番好きだったんですよね。もしかすると旧三馬鹿を合わせても、強化人間枠だとステラが一番好きだったかもしれん。どれくらい好きだったかと言うと連ザⅡ Plusでずっと味方キャラに設定して、本編では守れなかったので私が絶対守るという鋼の意志でCPUと戦って、ステラの勝利ボイスを聞いて心を昂らせていました。なんか好きの方向性が気持ち悪いなこいつ。ステラってやっぱり守ってあげたくなってしまうんですよね。誰よりも純粋で、シンとも出会い方が違っていれば幸せに暮らせていたかもしれません。普通の女の子として。おのれ連合め。許さんぞブルーコスモス。ちなみに、私はアズラエルは好きですがジブリールはどっちでもありません。というよりどうでも良い派の人です。アズラエルは敵役ながらも言ってることに筋が通っていたり、悲しい過去があったりと同情の余地があるのですが、そういうのがジブリールには全くない。てかジブリールという人間に関する描写があまりに少ない。もっと過去とか見せてよ。なんでコーディネーターを恨んでいるのかとか。それを知ったとて、劇中の動きを見ると好きにはならんがな。ジブリールって多分そういうキャラ。好きにも嫌いにもならない。ジブリールが好きっていう人居るのかな。今まで見たことないんですけど。居たら返事してください。
 ステラの登場シーンも面白かったです。「シンは私が守る」でなんと怪物になるという。シンの中にステラが居たわけですが多分マユとレイもいるはず。ステラを突破できたとてマユとレイが立ちはだかる。闇が深すぎるぞ。まぁもう肉親も居ないからなシンは。そんなシンが今回大活躍してて嬉しかったです。報われて良かったね。

『キラ』

 ここまで長々と感想を書いてきたわけですが、今作で一番印象に残ったことは"キラが感情を剥き出しにしていたこと"です。SEEDの頃は色々あって(ありすぎて)結構感情は表に出ていたのですが、SEED DESTINYでは悟りを開いたかのようにスンっとしていました。まぁ、ヤキン・ドゥーエ戦直後はPTSDを発症していましたし。そんなキラですが、今回はやけに感情が表立っているように感じました。むしろ今までずっと溜め込んでいたのかもしれません。本当は出したかったけど出せなかった。そんな気持ちがアスランの拳と激励によって爆発したのでしょう。SEED DESTINYはキラが居たからアスランが居ましたが、SEED FREEDOMではアスランが居たからキラが居れたような感じですね。良い関係です。

【果てない輪廻】

 というわけで今回はこの辺で。もしかして今回って過去最長なんじゃないですかね。全て映画の感想でしたので観に行ってない方はなんのこっちゃわかりませんよね。すみません。次の私の回では普通に今まで通りやりますのでお楽しみに。今作はいつもと違ってSEEDを知ってる勢としか観に行ってないので、全く知らない人が行くと楽しめるかは正直わかりません。知ってたらそりゃ楽しめるだろうけど。今回書ききれなかった部分は、Twitterなりなんなりで徐々に発散したいと思います。とても全てを出し切れなかった。ライフリとイモジャもしっかり買ってるので近い内に組み立てたいですね。その前にさっさと動画出さなければ。私に動画を出す時間をくれ。
 ではまた次回。更新が遅れてすみませんでした。よしなにジマス。

―ニジマス―

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