詩:嘘つき

大丈夫 嘘つきには慣れている
誰も私に正直な人間などいなかった
お前は嘘つき でもどうでもいい
それが普通だから

普通の中にたまに大嫌いな遺伝子がある
ぼくはそれをやはり憎むよ
お前たちも それ以外も
全員嘘つき そんなことはわかって
君たちと楽しくお話するんだよ
嘘つきと話すのはとても楽しいね
心の中で軽蔑しながらそう思う

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