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クラスのマドンナ達に狙われてるようです 2話

○○が家に着いてから少しすると


??:ただいま〜。


??:あっ!お兄ちゃん帰ってきてる!


玄関から聞こえる2人の声。


○○:2人ともおかえり。


??:お兄ちゃん!なんで今日先に行ったの!
せっかく高校初日は一緒に行こうって思ってたのに!


○○:ごめんって。今日学校でやんなきゃいけない事があってさ。


??:…それならいいけど…


○○:それより新入生代表挨拶ちゃんと出来てたじゃん?


??:だってさくと一緒に練習したもん!


○○:"さくら"と?


??:はるちゃんがどうしてもって言うから生徒役やったの。


○○:ならさくらのおかげもあったんだな。


○○は学校では見せない優しい笑みを2人に向ける。


??:うん!


○○:疲れてるだろうし2人はゆっくり休みな。


○○はそう言うと自室へ戻っていく。


ここで2人の紹介もしておこう。


まず1人目が"妹"の【遥香】。
今年から高校1年生で、容姿端麗で尚且つ性格も良く可愛らしい性格。



次に遥香の"双子の妹"の【さくら】。
さくらも遥香と負けず劣らずの美貌に、大人しい性格。



ちなみに両親は○○が中学に上がるのと同時に出ていった為、主に○○が家事を担当し3人で何とか生活している。


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時刻は正午。


○○:2人とも昼ご飯出来たよ。


遥香:は〜い。


さくら:お兄今日のお昼ご飯なに〜?


○○:あんま食材が無かったから適当に作った野菜炒めと焼き魚だよ。


そして3人は小さい机を囲うように座り


"いただきます"


食べ始める。


○○:2人とも初日はどうだった?


遥香:先生も優しそうだったし周りの子もいい子そうで仲良く出来そうだよ。


さくら:さくはまだ心配かも…


○○:まぁ最初はなんだって心配だもんな。
けど遥香も居るし一緒に頑張れよ?


さくら:うん…


遥香:そういうお兄ちゃんはどうなの?


○○:おれは…まぁ普通だよ。


遥香:嘘だ。


○○:へっ?


遥香:お兄ちゃん嘘つく時ちょっと間が空くもん。


○○:…まぁでもほんと大丈夫だし何かあれば2人には言うから。


遥香:ほんとに?約束だよ?


○○:当たり前だろ?俺が2人に嘘ついた事無いだろ?


遥香:…分かった。


妹に心配かけるなんて兄として恥ずかしいな…


○○:それと俺明日も朝ちょっと忙しいから先行くな。


さくら:むぅ…明日こそ一緒に行きたかったのに…


○○:また落ち着いたら一緒に行くからさ?


さくら:それなら仕方ないなぁ…


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翌朝。


○○:…行ってきます。


昨日のように軽く朝食だけ作り家を出ていく。


それからしばらくし学校に着き教室へ入っていくと


山下:賀喜くんおはよ!


○○:山下さんおはよ。


山下:ちょっと聞きたいことあるんだけどいい?


○○:聞きたいこと?


山下:昨日の入学式で新入生代表してた子いるじゃん?


○○:うん。


山下:あの子ってさ?賀喜くんの兄妹だったりする?


○○:…なんで?


山下:賀喜って珍しい苗字だしどうなんだろうって思ってさ?


○○:…たまたま名前が同じだっただけだよ。


山下:じゃあ違うってこと?


○○:まぁ…


山下:ふぅん?そうなんだ。


久保:けどそんな偶然ある?


梅澤:でも実際本人が違うって言ってるんだしそうなんだろうね。


と話していると


飛鳥:HR始めるから席ついて〜。


飛鳥先生が教室に入ってくる。


飛鳥:早速なんだけど今週末に新入生と合同で"宿泊学習"をします。


To Be Continued

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