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クラスのマドンナ達に狙われてるみたいです 14話

○○:あれ?"梅澤さん"だったんだ。



梅澤:賀喜くんは何してるの?


○○:今日バイトなんだよね。


梅澤:お休みなのにすごいね?


○○:今はいくら働いても足りないぐらいだけど。
あっあとこれパンケーキセットね。


梅澤:うわぁ、すごい美味しそう!


○○:さっき接客した店員はおかしかったけど、味は保証するから。


田村(むむ…○○君が私の噂してる…)


遠目で○○を睨みつける田村。


客:あっ…あのぉ…


田村:あっすみません!ご注文お決まりですか?


客:アイスコーヒーを1つ…


田村:アイスコーヒーですね!かしこまりました!少々お待ちください!


そういい田村はバックヤードへ戻っていく。


○○:んじゃ俺も戻るから。ゆっくりしてってね。


梅澤:うん。頑張ってね。


と○○も帰ってくる。


すると


田村:さっき私の事話してたでしょ!


○○:別に変な店員が居たよねとしか言ってない
よ。


田村:誰が変な店員だ!


生田:それより○○君随分と楽しそうにお話してたけどお友達?


○○:ちょっと前に話した友達です。


生田:あっあの子が?


田村:○○君の割にすごい子引っ捕まえたじゃん!


○○:俺の割にって…否定は出来ないですけど。


田村:そこは私が悲しくなるから否定してよ!


○○:んでさっきのお客さんの注文はなんだったんですか?


田村:あっ!アイスコーヒー1つお願いします!


生田:真佑ちゃんもっと早く教えてね?


田村:すみません…


○○:やっぱポンコツじゃん。


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それから時間も進み夕方。


生田:○○君そろそろ上がる時間でしょ?


○○:あぁ、そうですね。


生田:それじゃこれ賄いさくらちゃん達の分もあるから持って帰って。


○○:いいんですか?


生田:もちろんよ。


○○:すいません、ならお言葉に甘えさせてもらいますね。


と○○は絵梨花から賄いを受け取り着替え


○○:それじゃお先に失礼します。


生田:お疲れ様〜。


田村:○○君またね〜!


カフェを出て帰路へつく。


○○:ふぅ…疲れた…けどこの後もう少しあるし頑張るか…


と1つ気合を入れ1度家へ帰る。


○○:ただいま。


遥香:お兄ちゃんおかえり〜。


さくら:バイトお疲れ様。


○○:おう。けどこの後もう1つバイト入ってるんだけどな。
それとこれ絵梨花さんから賄い貰ったから晩飯で食べといて。


さくら:お兄ちゃんの分もあるよね?


○○:あると思うから俺の分だけ適当に置いといてくれたらあとは2人で分けていいから。


さくら:わかった。


○○:そんじゃ行ってくるな。


遥香:無理しないでね?


○○:分かってる。また帰る時連絡するから。


○○はそう言い残し再び家を出て近くのスーパーへ向かう。


遥香:ほんとお兄ちゃんって頑張るよね。


さくら:だね。けどたまに心配にもなるけど。


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店長:○○君おはよ。今日も入ってくれてありがとね。


○○:いえ。時間ならいくらでもあるんで大丈夫ですよ。


店長:それじゃ今日もよろしくね。


○○:はい。


小さな休憩室で店長との話も程々に終わらせ専用のエプロンをまといレジへ向かう。


○○:いらっしゃいませ。商品お預かりします。


慣れた手つきで客から商品を受け取りレジへ通す○○。


○○:以上で3500円になります。


客:うい。


○○:4000円お預かりします。


客:早くしろよ。


○○:申し訳ありません。こちら500円のお釣りになります。
ありがとうございました。


客:客も居ねぇんだからもっと早くやれよ。


こういう客まじ嫌いだわ。


とは思いつつも一切表情に出すことはない。


店員:○○君はずいぶんと大人ねぇ。


○○:そうですか?


話しかけに来たのはシフトが被った優しそうな雰囲気のおばちゃん。


店員:全然遅いことなんて無いのにケチつけられて私なら言い返しちゃうかも笑


○○:その気持ちはすごい分かりますよ。
けどああいうのは1回言えば馬鹿みたいに言い続けてきますからね。


店員:そうなのよねぇ。ほんと嫌になるわよねぇ。


○○:ですね。



そしてその後時間も進み


○○:あと5分で終わりか。


時刻は7時前。


するとそこに客が訪れる。


○○:いらっしゃいませ…ってまた"梅澤さん"じゃん?



梅澤:あれ?賀喜くんここでもバイトしてたの?


○○:いくつか掛け持ちしてるからね。


梅澤:すごいなぁ。それで明日も普通に学校でしょ?私には真似出来ないよ。


○○:俺もほんとはもっとゆっくりしたいけどね。


梅澤:ちなみに何時まで?


○○:あと少しで終わるよ。


梅澤:だったらさ?もし賀喜くんが良ければだけどご飯食べに来ない?



○○:ご飯?梅澤さんの家に?


梅澤:うち今日両親が居なくてさ。それで1人で食べるのもあれだしせっかくならどう?


○○:ん〜…まぁ遥香達の晩飯もあるしいっか。
ならお邪魔させてもらおっかな。


梅澤:うん!美味しいご飯作るから待っててね!


○○:ありがとね。
それとすぐ行くから外で待ってて。


梅澤:わかった!


そして梅澤の会計も終わり


店長:そんじゃ○○君そろそろ上がって大丈夫だよ。


○○:はい。お疲れ様でした。


○○はエプロンを自分のロッカーに詰め梅澤の元へ向かう。


○○:おまたせ。


梅澤:ううん!大丈夫!


そして2人は梅澤の家へ足を運んだ。


To Be Continued

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