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幼なじみと恋始めました 10話

数日経った週末。



○○:どの服着て行くかな?



クローゼットを開け服を選ぶ○○。



○○:ん〜…まぁシンプルなのでいいか。



黒のスキニーに白のTシャツというThe平凡といった服に着替え



○○:久しぶりに髪もセットするか。



少し気合いをいれる。



その頃



遥香:何着よ…女の子らしくワンピース?けどもし○○君がそういうの嫌いだったらどうしよ…



○○同様服を選ぶ遥香。



すると



遥母:遥香〜、今日○○君とお出かけの日じゃないの〜?



部屋の外から聞こえてくる母親の声。



遥香:分かってる〜、けど服が決まんないの〜。



遥母:あんたならどの服でも似合うから心配しなくても大丈夫よ。



遥香:って言われてもやっぱり自信ないんだもん…



遥母:仕方ないわねぇ。お母さんも一緒に選んであげるわよ。



遥香:ほんとに?助かるぅ…



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数十分後。



○○:駅で待ち合わせって聞いてたけどここでいいのか?



最寄り駅のベンチに腰掛け遥香を待つ○○。



すると



遥香:○○く〜ん!




○○:遥香おはよ。



可愛らしいワンピースに涼しげな雰囲気を漂わせる遥香がやってくる。



遥香:もしかして待たせちゃった?



○○:いいや、俺も今来たとこ。



遥香:なら良かった。
それとさ?今日の服どう?



○○:可愛いと思うよ。
まぁ元がいいから何着ても似合うと思うけど。



遥香:へへっ…可愛い…///



○○の何気ない一言に遥香は照れたように俯く。



○○:どした?大丈夫?



遥香:うっうん…!全然平気…!



○○:ならいいけど。ってか今日どこ行くの?



遥香:実は"水族館"に行こうと思ってるの!



○○:水族館か。そういやもう長い事行ってないな。



遥香:でしょ?



○○:そうとなれば早く電車乗るか。



と2人は切符を買い改札を通り既に到着している電車へ乗り込んでいく。



○○:そういや最後に水族館行ったのっていつだっけな?



遥香:保育園の遠足とかじゃない?



○○:すげぇな。もうそんな経つんだな。



遥香:あの時も楽しかったけどさ、今日はもっと楽しくなるかもなぁ。



○○:なんで?



遥香:だって○○君と2人きりだから…





○○:…



遥香:ちょっ…ちょっと何か言ってよ…!



○○:いや…ごめん…



なんだ今の…



そしてその後なんだかんだあり電車も出発する。



〜〜



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数十分後。



遥香:着いたぁ!



○○:水族館ってこんなでかかったんだな。



遥香:だね!



2人はそう話しながら受付へ向かう。



店員:いらっしゃいませ。



○○:大人2人お願いします。



店員:大人2人様ですね。
2000円になります。



○○:ちょうどで。



○○は遥香が財布を取り出すより先に会計を済ませる。



店員:ちょうどお預かり致します。
こちらチケットになりますのでそちらの入場口でお渡し下さい。



○○:ありがとうございます。



遥香:○○君チケット代払うよ?



○○:いいよ。せっかく誘ってくれたんだしさ。



遥香:でも申し訳ないよ…



○○:大丈夫だって。俺は喜んでる遥香の顔が見たいよ?



遥香:○○君…



○○:ほら、行こ?人も増えてくるしさ?



遥香:うん…(やっぱり私好きだな…)





俯いたまま遥香は○○の後を追う。



そして中へ入っていくと



○○:おぉ、めっちゃ水槽でかいじゃん!



遥香:それに綺麗なお魚も居るよ!



中の様子を見るやいなやつい先程まで暗かった遥香のテンションも上がる。



○○:なんかいいな。



遥香:優雅に泳いでる所見るだけでも癒されるね。



○○:だな。あの魚も群れになるとデカいし。



遥香:群れで泳ぐ事で天敵から守るみたいだよ?



○○:へぇ。魚も意外と賢いんだな。



遥香:向こうはクラゲもいるみたいだよ!



と2人は小さい水槽が並ぶエリアへ移動する。



○○:クラゲだけでもこんなに種類いるんだな。



遥香:このクラゲなんて発光してるよ。



○○:生き物って光るんだな。



遥香:私写真撮ろっと。




遥香はスマホを取りだし数枚写真を撮る。



その横顔に



遥香ってやっぱり可愛いよな。



人知れず見惚れていた。



To Be Continued

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