見出し画像

マネーフォワード福岡で実現!“スキルとQOL、どちらも手にする働き方”とは?~福岡拠点・女性開発メンバー座談会~

こんにちは!マネーフォワード広報部の恒光です。


今回は、マネーフォワード福岡開発拠点の3名に、各々のキャリア遍歴や日々の仕事の様子などをインタビューをさせていただきました!

3人の共通点は全員女性で、かつマネーフォワードのプロダクトを支えるエンジニア、あるいはデザイナーであるということ!

特にエンジニアは、全国的にみて男性のほうが未だ圧倒的に多い職種ですし、多様な働き方の選択肢は東京に集まっている、という現状もあります。

そんな中、マネーフォワード福岡開発拠点で日々働く皆さんは、どんな経緯でジョインし、どんな働き方をしているのでしょうか?

お話を聞いてみると自分の「ありたい姿」を、仕事を通して追求する皆さんの様子と、その挑戦を全面的にサポートする福岡開発拠点の”温かさ”が伝わってきました!

メンバー紹介

福岡開発拠点 デジタルインボイス本部 Product開発部 Warriorグループ
兼クラウド経費本部 Product開発部Warriorグループ

穂満 由起子 - ほまん・ゆきこ さん(左)
樫本 法子 - かしもと・のりこ さん(中央)
村木 彩里さん - むらき・さり さん(右)

それぞれのキャリアを振り返る

ー今日はよろしくお願いいたします!まずは、皆さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

樫本:私は、短大卒業後からずっとアプリの開発をやってきました。社内エンジニアとしてインフラ整備などもやっていましたね。その後は結婚と出産で1年くらい仕事を離れたのですが、落ち着いた頃に「もう一度エンジニアとしてキャリアを積んでいきたいな」と思って、知り合いの紹介でとある福岡のベンチャー企業に就職しました。

その後、プライベートで大変だった時にお金の見える化サービス『マネーフォワード ME』の存在を知りました。このサービスにはとても助けられまして、自分みたいに「これがあって助かった」という体験を、プロダクトを通じてユーザーに届けたいという思いでマネーフォワードにジョインしました。

ー村木さんはいかがでしょうか?

村木:実は私はジョインするまで、エンジニアとして働いた経験はほぼなかったんですよね。1年間、前の仕事を続けながら社会人インターンとして、エンジニアの技術を学んでいました。この期間に、福岡開発拠点の雰囲気と、同時に自分のやりたいことに堂々と挑戦できる「オープンさ」を実感して、そのまま選考を受け、入社を決めました。

ーデザイナーの穂満さんはいかがでしょうか?

穂満:私はデザイナー歴は20年近くになります。これまでは受託案件や自社案件など、新規サービスの開発をしていました。担当はゲームアプリから、企業のWEBサイト、ECサイトまでかなりジャンルの幅は広かったです。
出産後、15年務めた企業で時短に切り替えて勤務をしていたのですが、その際に改めて自分のこれからの働き方について見直そうと思いました。
そのころ、ちょうど前職で一緒だったマネーフォワードのフロントエンドエンジニアの方の話を聞く機会があり、この会社のMVVC(ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー)に共感して入社を決めました。

ー皆さんは日ごろ、具体的にはどのようなプロダクトに携わっているのでしょうか?

村木:『マネーフォワードクラウド経費』『マネーフォワード クラウド債務支払』を担当していて、ほかプロダクトとの連携機能やその他追加機能の開発を行なっています。

樫本:私も同じくです。

穂満:私も『マネーフォワード クラウド経費』のモバイルアプリの改善や、『マネーフォワード クラウド債務支払』の機能開発をしています。

※福岡拠点で開発中のプロダクトについてはこちらのnoteもご覧ください!

ーでは突然ですが、皆さんの1日の仕事スタイルを教えてください!

樫本:ええっ…これって朝のバタバタからお伝えしたほうがいいですか?(笑)

8:30     保育園にこどもを送る
8:30-9:00  英語の勉強 
9:00     業務開始 

18:00-18:30 業務終了、こどもの保育園お迎え

こんな感じです。いま、マネーフォワードではエンジニア組織の英語公用語化をすすめているので、英語の学習時間も確保しています。

※エンジニア組織英語化については中出CTOのエンジニアブログもぜひ!

ーお子さんがいらっしゃるとのことですが、タスクが残っているときなどの対応はどうされていますか?

樫本:いつもは、終業後にたくさん仕事をするようなタスク配分ではないですね。プロダクトリリースなど多忙な時は、近くにある実家にお迎えをお願いしたり、その時間だけ離席することもあります。その辺は、臨機応変にできてますね。

ー詳細にありがとうございます!村木さんはいかがでしょうか?

村木:私も朝起きたらまずは家のことをしてますね。そこから業務を開始して、17:30に「夕会」というチームの報告会のような時間があるので、私はそこで一度業務を終了するようにしています。そこからまた家事などをして、落ち着いたら業務を再開したり、調べ物の時間にあてたりしますね。自分の好きな時間で働けています。

ー家事を片付ける時間、地味に大切ですよね。ちなみに出社の割合はどのくらいなのでしょうか?リモートで不便だと感じることはありますか?

村木:週に1回、木曜日がチームの出社日になってます!たしかに、リモート勤務がはじまった当初は戸惑いましたが、メンバーとは毎日オンラインで話す時間を意図的に設けていますし、今は不便さは感じません。

ー集中できる時間に業務をゴリゴリ進め、上手に切り替えて働かれているのですね!穂満さんはいかがでしょうか?

穂満:私もこどもたちを保育園に送ってから、9:30ごろに業務を開始します。保育園のお迎えは夫が担当していて、18:30には上がってご飯を作ります。子供たちを寝かせた後、22:00くらいから簿記の勉強をしたり、やり残した仕事があればそこで片づけたりしていますね。

▲基本はリモート勤務ですが、週に一度は顔を合わせるようにしているそう。


マネーフォワードにジョインして

ージョインして驚いた、前職とのギャップなどはありますか?

樫本:驚いたことは、メンバーが皆優しいことです!入社してすぐの業務が開発環境づくりでつまずくことも多かったのですが、Slackで不明点をつぶやくと、皆が秒でアドバイスしてくれました!

村木:私も同じで、メンバーのあたたかさですね。

穂満:私は、入社前にマネーフォワードで働く知人からきいていた「MVVC」の、実際の浸透具合に驚きました。入社前は「…とはいえ実際の社員はどうなんだろう?」と思っていたんですよ(笑)。
また、社歴や年齢の壁がなく、みんなが自分の意見を持っていて、発言しているところが良いですね、これまでの職場では若い人が発言を遠慮する風潮があるところもあったので・・・

ー「人のあたたかさ」は私も7月に入社して強く感じているところです。とはいえ、入社前に不安なことなどはありましたか?

村木:最初は、エンジニアの方とのコミュニケーションのとり方をイメージできていませんでした。また、福岡の拠点全体でも女性の比率は今よりも少なく、自分以外の女性のエンジニアメンバーはいなかったので、保守的な役割を求められたり、私だけ『特別枠』のように捉えられてしまうのでは?という不安がありました。が、全くそういったことはなかったですね!

樫本:私は、こどもの発熱などで急に休むことがどうしてもあるので、そこを不満に思われないか‥というのは気にしていましたが、そんなことはありませんでした。
あとは、私は知り合いの紹介で就職したのですが、福岡で「自分の技術にマッチしているところを探す」となると、それほど選択肢は多くないのかなと思います。

ー地方ならではの難しさもあるのでしょうか。

樫本:(プログラミング)言語の選択肢が少なかったり、世の中へ大きく影響をもたらすような、モダンな技術を使う案件は首都圏に固まっていることが多いと感じます
あとは、そもそも女性エンジニア自体の人口が少なくて、悩み相談がしにくいなぁと。マネーフォワードはこういった心配はありませんでした。同じチームに村木さんもいますし!

穂満:東京に多くあるような大企業であれば、裁量労働制等が採用されている場合もありますが、まだまだ福岡には東京ほどの働き方の選択肢は多くないと思います。こどもがいるならあくまでプライベート(家庭)重視で働く、という選択肢を選ぶしかないのかなと。

こどもが生まれてからの「時短勤務」という働き方は私には少し窮屈だと感じました。以前の職場では仕事量は同じだけど、働く時間は短いので給与は減る、さらにコロナ禍でも出社が原則、だったので時間が来たらもう上がるしかない、という環境で、周りの人に申し訳なさを感じていました。

ーそれはきついですね‥。頑張れる環境がないと「両立は自分で選んだ道だから」と追い詰めてしまいそうです。本来申し訳なさを感じる必要はないのに…。

穂満:マネーフォワードに入ってからは、そういう制約を感じずに働けるようになったのが大きいなと思いました。何も諦めなくていいな!と。(笑)

樫本:私も、入社前に読んでいた「福岡開発拠点のパパエンジニア座談会」noteの通りで驚きました。

ー“何もあきらめなくていい”、素敵です!
…そしてこのnoteの発信ってとても大事なんだなと、今背筋が伸びました(笑)

福岡開発拠点のココがすごい!

ーぜひ、福岡開発拠点のおすすめポイントを聞かせてください。

樫本:とにかく皆が優しくて仲が良いです。問題が起きたらすぐに互いにフォローし合います。業務以外の話でもメンバーとは盛り上がりますし、いつのまにか自分の名前のslackスタンプが作られていたり(笑)

村木:プライベートでキャンプに行ったりもします。あとは優秀なメンバーが多いなと思いますね。日ごろから皆でナレッジの共有をしたり、「コーディングルールを考えようの会」など、様々なメンバーによって自主的な勉強会が開かれたりしています。常に改善点やチャレンジを探している姿勢は、自分の技術を伸ばしたい人にとっても福岡開発拠点は良い環境だと思います。

ーなるほど!それはどのような会なのでしょうか?

村木:コードの書き方が人によって異なることがあるので、全員である程度のルールを決めて開発しやすい環境を作ろう、という試みです。コーディングする上で日々疑問に思ったことや意識していることを発表しあい、改善策をディスカッションします。できたルールは皆で守るように意識していきます。

ーとても意欲的ですね...!穂満さんはいかがでしょうか?

穂満:私はデザイン室(※デザイナーによる部署横断チーム)にも所属しているので、他の拠点にも行く機会があるのですが、福岡開発拠点は特に結束力の強さ、「皆で同じ方向を向いて頑張ろうぜ!」という雰囲気を感じます。

福岡ならではの魅力は…全員一致で「食」!?

ーちなみに、お仕事からはやや逸れてしまうのですが、福岡という土地ならではの良さがあれば教えてください!

穂満:これ、よく聞かれるんですけど「食」です(笑)。

村木:みんな言っているかと思いますが、ご飯がおいしいことです(笑)。 刺身にしても、スーパーの鮮魚コーナーのクオリティが高い。

穂満:一番の売りですね(笑)。あとは住みやすいことですかね、公共交通機関で行ける距離に、大体の生活に必要な施設は揃っています。

村木:自然も都会も揃っています!

▲穂満さんの福岡のおすすめスポット「志賀島」。
天神から車で30〜40分でこんなにきれいな海が見られるそう!
▲樫本さんの福岡のおすすめスポット「能古島」とブランコで遊ぶお子さんの様子。  
福岡市の中心部から、船で10分程度で行ける島だそうです!
▲村木さんが見せて下さった福岡グルメの数々です。QOLが上がりそう‥!
左から、焼き鳥(西中洲 藤よし)、お鮨(大野城 菊鮨)、刺盛り(春吉 いとおかし)とのこと。


「将来の夢」は何ですか?

ー福岡のアピール、どうもありがとうございました!最後に、皆さんの「将来の夢・目標」をお聞かせください!

樫本さん:将来の夢ですか‥。体力が持つ限りは、エンジニアとしてやっていきたい、ですかね。無理なくやっていきたいです!あとは日本から出たことがないので、海外を回ってみたいです。いつか海外に行きながら働く、「ワーケーション」なんてできたらいいなと思います。

村木さん:私の目標はエンジニアとしてのスキルアップですね!将来は開発だけでなく、プロダクトの企画提案までできるようになりたいです。

穂満:私はこれまで”作るサイド”の仕事をやってきましたが、マネーフォワードにきてからはチームマネジメントもやりたい、と思うようになりました。人とかかわって、チームとして成長していくことを実現していきたいです。
仕事とプライベート、どちらも楽しめる環境を実現して、自分のこども達に成長していく自分の背中を見せたいな、と思います。

ー働く女性を取り巻く様々な問題は、まだ世の中に残っていますが、皆さんがこれからの目標や夢を楽しそうに語る姿と、その背中を押してくれる福岡開発拠点の雰囲気が伝わるインタビューでした。

皆さん、ありがとうございました!

編集後記

職種は違えど、マネーフォワードで働く先輩たちのお話を聞けた貴重な機会でした‥!

皆さんの、
「自分の持てる技術を磨いて、この先も働き続ける」
「やりたいことや、なりたい自分になることを諦めない」

という姿勢は素敵だなと思いました。

しかし、それを実現するには個人の努力だけでなく、そういった挑戦を受け入れて応援してくれる土壌も必要だと感じました。

皆さんのような素敵なロールモデルがいることで、後ろに続く私たち後輩も安心して仕事ができそうです。

福岡開発拠点では一緒に働いてくれる仲間を募集中です!


この記事が参加している募集

転職してよかったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?